【新米林業屋×仕事論】効率を考えるのは大切。でも、リスク対策も必ずセットで考えよう。

林業

効率を考えるのは大切。でも、リスク対策も必ずセットで考えよう。

どーも、新米林業屋とておです!

今回は【手間を省いて得た時間とリスクのバランス】というテーマでお話をしていきたいと思います。

音声配信でもお話しています!ぜひチェックしてみてください!

#65【手間を省いて得た時間とリスクのバランス】 - 新米林業屋とておチャンネル | stand.fm
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林業というお仕事では大きな木を切る機会があります。

山の中で木を切るイメージが強いと思いますが、お家などの建物の近くや工場などの施設の中とかの木を切ったりもします。

木を切るという行為自体がとても危険な作業で、命に関わるような事故が発生することもあります。

また、切り倒した木が建物や車などに当たって損害を与えてしまうこともあります。

木を切るという作業は、本当に慎重に行わないといけない作業だと強く感じます。

ですが、本来であれば手間と労力、時間をかけて作業をしなければいけない作業なのにも関わらず、作業効率を重視するあまり、その手間を省いて作業を行う方もいます。

「いかに楽に作業をするか、いかに短い時間で作業をするか」と効率よく作業を実行したいという思考は大切ではあるのですが、その裏に潜む「リスク」も考慮しておかなければいけません。

例えば、「万が一に備えて手間をかけたときの作業時間」と「手間を省いて得られる時間」と「手間を省いたことによる失敗で発生するロスタイム」という「時間」だけを比較してみる。

万が一に備えて手間をかけて「30分」かかる作業があったとして、手間を省けば「10分」で終わる。

手間を省けば「20分」短縮出来るわけですね。

ですが、万が一失敗した場合にはその後の処理に「数日」かかってしまう。

それでも手間を省きますか?というのを考えて行動したほうが良いですよね、ということです。

成功すれば20分作業時間を短縮することが出来るが、失敗すれば数日ロスしてしまう、といった状況というのは少なくありません。

こうした「ギャンブル要素」の強い作業手順というのは選択肢からどんどん削除していく。

残った選択肢の中からなるべく作業効率の良い作戦を実践する。

上記の例えでは「時間」だけをピックアップしましたが、人的被害や物損、後処理に時間がかかるほど人件費もかかる、など他にもたくさんのリスクがあります。

そういった不安要素を取り除いていくと、自ずと安全第一な選択に近付いていくと僕は考えています。

また、「めんどくさがって手間を省く人」との距離感というのもキチンと考えておいたほうがいいと思います。

めんどくさがって手間を省く人というのは気持ちはとても理解出来ます。

僕もめんどくさがりだからです。というより、大体の人がめんどくさいことは嫌なはずです。

ですが、リスクを考えると「面倒なことでもやっておこう」と考えるのが理想です。

手間を省く人との距離感というのは『「面倒なことでもやっておこう」と考えられない人との距離を取っておく』ということ。

こういう人の近くにいると事故が発生する確率が高くなります。

「こうした方がいいんじゃないですか?」と提案しても、「いや、大丈夫やろ」と軽く言って強行した挙げ句に大失敗した人を目の当たりにしているので、実際にこういった人は存在するのです。

自分の身を守るためにも「リスクを考えずに手間を省く人」とは距離をおいたほうがいいと思います。

「作業効率や時間効率を最大限に高めたい」と考えるのは大切なこと。

でも必ずセットで考えないといけないのは「リスク対策」です。

安全を最優先に考えて、想定されるリスクをどんどん排除していき、最後に残った選択肢の中から最大効率の行動を選ぶ。

「言うは易し」ではありますが、常に意識はしていたいですね。

今回はこのへんで。

本日もご安全に!ほなまた!!

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