【新米林業屋×仕事論】実験台になってもらう

林業
とてお
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どーも、新米林業屋のとておです!!

今回のテーマは『実験台』です!!

なんか怖いテーマですね…

実験台になってもらう

タイトルだけでは「どういうこと?」ってなると思います。

僕は『新米林業屋』ではありますが、1年ほど色々な作業をやってきました。

この1年間で実際に得た技術、教えてもらった知識、自分で調べて得た知識、実際に試してみて良かったこと、良くなかったこと、たくさんの経験を積みました。

そこで、『アウトプット』について考えることも出てきました。

自分が得た技術や「こうすれば作業がしやすくなった」のような、いわゆる『コツ』を誰かに教える事で、色々な発見があります。

・人に教えるために自分の技術や知識を細かく振り返ることが出来る

・自分が得た技術や知識を教えた相手の反応を見ることで正解か間違いかがわかる

・伝えた『コツ』が上手く広がれば、作業員全体の技術向上につながる

ここらへんのことを細かく分解していきましょう。

人に教えるために自分の技術や知識を細かく振り返ることが出来る

人に教えたり、誰かに伝えるということはある程度の『責任』が発生すると考えています。

自分が教えた事が間違っていたり、上手く伝わっていないことによって、相手が失敗してしまったりする可能性があるからです。

なので、『アウトプット』をする前に、アウトプットする事柄について、細かく検証をして、伝わりやすく言語化したりと工夫をする必要があると思います。

この『細かく検証』の部分で、自分のやっている作業や行動を見直すことが出来ます。

自分が苦戦していたことについて、『ここをこうすれば上手くいくようになった』と自分なりの克服法や改善策があったします。

その克服法や改善策を見つけるにいたるまでどういう手順を踏んだのか。

どういう風に失敗して、何に苦戦していたのか、どういう知識を仕入れて、どう活かしたのか。

ここを細かく振り返ることによって、『失敗の理由』を改めて知ることが出来るので、その失敗を繰り返しにくくなると思います。

そして、自分が試してみたことを振り返ることによって、『自分はAの方法がハマったけど、この人にはBのやり方があっているかもしれない』のように選択肢が増えていきます。

選択肢を増やしていくのは『言語化』する際にも役に立ちます。

どうすれば、「わかりやすく伝えられるか」を考えていくときに、人によって伝わりやすい伝わりにくいが発生する可能性があるので、選択肢をたくさん持っていると、『相手に合わせた伝え方』が出来るかもしれません。

最初に『責任』と書きましたが、そこまで難しく考えなくてもいいのかな?とも思います。#どっちやねん

少しでも良くなるかもしれないと思ったら都度アウトプットしてみて、そのアウトプットを受け入れるかどうかは相手次第と考えてもいいかもしれませんね。

自分が得た技術や知識を教えた相手の反応を見ることで正解か間違いかがわかる

ここで『実験台』が出てきます。

自己分析を済ませた思考を誰かに伝える作業に入っていきます。

とはいえ、人材不足の林業界。新しく入社してくる人も少ないのです。

ということは中々人に教える機会が少ないのです。

最近ふとその数少ないチャンスが回ってきたので即実践してみました。

自分より経験の浅い方と作業を一緒にする機会があり、その方は「色々教えてほしい」というタイプだったので、

「〇〇さん、少し実験台になってもらっていいですか?」

と、単刀直入にお願いしてみました。

自分が『コツ』だと思っていることを相手に実践してもらい、作業効率が上がったのかどうかを検証する。

作業効率が上がればその『コツ』は正解に近いはずなので、さらにそれを磨き上げていく。

作業効率が変わらない、もしくは下がったのであれば、『コツ』自体がダメなのか、伝え方がまずいのかもしれません。

この『実験台』の難しいところは『正直』に言ってもらわないといけないのです。

ほんとは良くなったと思ってないけど、「あー、なんか良くなった気がします」と返答されてしまうと、実験は失敗に終わってしまいます。

なので、ある程度のコミュニケーションが取れている相手の方が実験はうまくいくと思います。

とはいえ、「あの人には教えて、この人には教えない」になってしまうのも良くないと思うので、『伝え方・言語化』の選択肢を増やしておく必要があると考えています。

伝えた『コツ』が上手く広がれば、作業員全体の技術向上につながる

『コツ』であったり『効率の良いやり方』なんかは、自分だけのモノにするのではなく、『共有』してナンボ、と考えています。

自分だけ良くても全体的に良くなっていなければ、結局自分にシワ寄せが来てしまうかもしれないからです。

いわゆる『職人気質』の方の「技術は見て盗め」的な発想は非効率だなぁと個人的には思います。

ちなみに『見て盗む』という行為自体はものすごく大事だと思っています。

僕自身、見て盗むことが多々あるので。

ただ、基本的なことや、口頭で伝えられるコツを相手に伝えず、見て盗めという“だけ”だと理解するまでに時間がかかり過ぎるのと、最悪人によっては理解できずに過ごしてしまうので、その間の作業効率は悪くなります。

なら、早めに色々なことを教えて、伝えて、吸収してもらった方が、『教える側』が助かる面がたくさんあると思います。

もちろん『教わる側』の姿勢も大事です。

以前の記事でもこのへんのことについて書いているので良ければご覧ください。

まとめ

自分が得た知識や技術は、可能な限り誰かに伝えたり、教えたりと、『アウトプット』を意識することで自分の技術・知識の振り返りが出来ます。

自分のやっていることが正しいのか、間違っているのか、その答え合わせも出来ます。

『実験台』になってもらうには相手とある程度のコミュニケーションも必要だと思います。

「少し試してもらってもいいですか?」と自分が良いと思っていることや、相手にとってメリットがあるかもしれないことは積極的に伝えてもいいかなぁと思っています。

ただし、『押し付け』にならないようにするには、やはりコミュニケーションが大事ってことになります。

『実験台』の考え方自体もまた『実験』なので、色々試行錯誤していこうと思います!

とてお
とてお

今回はこのへんで!

最後まで読んでいただきありがとうございました!

少しでも参考になれば幸いです!!

ほなまた!!

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