【新米林業屋×転職】『緑の雇用』についてあれやこれや

林業
とてお
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どーも、新米林業屋のとておです!

今回は『緑の雇用』について!!

『緑の雇用』についてあれやこれや

『緑の雇用』は新しく林業に携わりたい方を支援するための制度です。

林業に必要な技術や知識を講習や研修で身につけることが出来ます。

林業に転職した方や林業に転職しようと考えている方は『緑の雇用』について見聞きすることがあると思います。

『緑の雇用』の詳細についてはホームページをご覧ください。

『緑の雇用』ウェブサイト RINGYOU.NET
全国森林組合連合会が運営する林業・森林に関わる仕事や「緑の雇用」の情報サイト

『緑の雇用』は誰でも受けられるのか?

『緑の雇用』には『キャリアアップフロー』というものがあります。

・1~3年目 フォレストワーカー 伐倒などを行う現場技能者

・5年以上 フォレストリーダー 現場管理責任者

・10年以上 フォレストマネージャー 統括現場管理責任者

就業年数や経験によって、段階に沿った技術や知識を学べる仕組みになっています。

『「緑の雇用」の研修を受けるためには制度の対象となっている森林組合や林業会社などの林業経営体に雇用されていることが条件となります。』

と書かれていますので、まずは林業会社に所属しなければなりません。

また、『フォレストワーカー』に関しては『林業就業経験が2年未満』とありますので、新人さんしか受けられません。

僕は今年受けたかったのですが、他の作業員さんが行く事になりました。

僕の場合2022年の5月で就業経験2年になるので、フォレストワーカー研修は受けられないかもしれませんね。#受けたーい

研修生の要件として『林業に必要な技能を身につける必要がある方』とあるので、「あなたはもう十分に技能があります」っていうことだとポジティブに受け止めています。#勝手にポジティブ野郎

『繋がり作り』のためにも受けたかった

緑の雇用による研修で、林業に必要な技術・知識を一通り身につけられるので、僕個人としては研修に行かせてほしかったなぁとちょっとだけ凹んでいます。#ちょっとだけですよ

「緑の雇用に行きたいです」とまぁまぁハッキリとアピールしていたつもりなのですが…。#アピール不足

技術・知識を身につけるということと、『林業仲間との繋がり』を作れるというのが大きなメリットだと思います。

以前、作業で使う重機の研修を受けた時に、緑の雇用の研修生や民間の林業会社の作業員さんと色々なお話をしたり、連絡先を交換したりしました。#たまに飲みニケーション

林業全体がどうなっているかはわかりませんが、ウチの会社の場合、作業は基本的に『班行動』ですので、他の作業員さんとの繋がりが薄くなりがちです。

なので、研修で出会った人とのコミュニケーションはとても貴重なのです。

緑の雇用の研修やその他の研修の際には、研修参加者へ積極的にコミュニケーションをとることを強くおすすめいたします。#僕個人の感想です

緑の雇用制度による新規就業者アップ

緑の雇用のホームページには、緑の雇用制度により『新規就業者33%アップ』、『若い人が増えた』と書かれています。

ですが、ここで疑問があります。

先ほども書きましたが、

『「緑の雇用」の研修を受けるためには制度の対象となっている森林組合や林業会社などの林業経営体に雇用されていることが条件となります。』

とあるので、『緑の雇用による新規就業者アップ』というのがどうもしっくりきません。

まずはどこかしらの林業会社に就職してからはじめて緑の雇用制度を活用出来るわけなので、『順番が違う』ような気がするのです。

僕のように、緑の雇用を受けたくても受けられなかった人が他にもいるはずです。

『林業会社に就職したとしても緑の雇用を受けられるかどうかはわからない状態』だと認識しております。間違っていたらすみません。

面接の際に「緑の雇用受けたいです」って言っておかないと受けられないような気がします。

林野庁ホームページの『「緑の雇用」事業』の資料に『1経営体に研修生2名』と書かれている箇所があります。

研修に必要な費用への助成金が出るのが最大2名分まで、と認識しているのですが、それでいうと同時期に入社したのが3人の場合、1人は受けられない、もしくは会社の自己負担になるということになります。

林業は離職率が高いため、会社の自己負担による緑の雇用制度の使用は、会社にとってギャンブル性が強すぎるので現実的ではないと感じています。

あくまで僕の憶測なので、事実とは異なるかもしれません。ご了承ください。

緑の雇用のデメリット

緑の雇用制度自体はとても良い制度だと思っています。#受けたかったもん

では、緑の雇用にデメリットはないのか?

正直、緑の雇用を受けてないので、傍から見た印象しかお伝えできません…。#受けたかったなぁ

聞いた話ではありますが、研修生にとってのデメリットは『移動』ですかね。

研修の内容によって色々な施設や現場に行くので、場所によってはかなりの距離を移動しなければならない可能性があります。

場合によっては『泊まり』も発生するそうです。

ただ、お給料をもらいながら研修に参加できるわけなので、基本的にはメリットしかないような気がします。

普段の仕事に穴を空けるわけですが、その分研修でパワーアップして帰ってくるようにプレッシャーをかけられるかもしれませんね。#冗談ですよ

まとめ

『緑の雇用』は林業の担い手を育成する制度です。

新人から中堅、ベテランまで、段階に沿った研修があります。

誰でも受けられるわけではなく、特定の林業会社や森林組合に所属する必要があります。

会社に属していながら(お給料をもらいながら)研修を受けられるわけなので、基本的にはメリットしかありません。

僕個人的には、『緑の雇用』へ参加できるようであれば積極的に受けるのをおすすめします。

林業に必要な技術や知識だけでなく、他の会社の作業員さんとのコミュニケーションも取れるようになるので、情報交換をしたり、新しくコミュニティを作ったり、横のつながりが増えるのも大きなメリットと思います。

チャンスがまだ残っていれば、来年は僕も参加したいです!!

とてお
とてお

今回はこのへんで!!

最後まで読んでいただきありがとうございました!

少しでも参考になれば幸いです!

ほなまた!!

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