身体が痛くない日が無いのが林業!?
どーも、新米林業屋のとておです!
今回は【身体の痛み】について!
毎日どこかしらが痛いです!!!
林業のお仕事は基本的には肉体労働がメインです。
重たいチェーンソーや、刈払い機、燃料や飲み物、お弁当などの荷物を背負ったりしながら、急斜面を移動したり、作業をしたりします。
暑い日も寒い日も、晴れの日も雨の日も雪の日も、天候に関わらず作業はやります。
身体のメンテナンスも大事にしないといけないとは思いつつ、クタクタになって家に帰ったらすぐ撃沈…みたいな方も多いのではないでしょうか?#なるべく気をつけてますが撃沈のパターンが多い
どういった作業を行うと、どの部分が痛くなるのか。
気になる『身体の痛み』について解説していきます。#あくまで僕の主観です
身体のどこが痛くなる?
林業の作業による『身体の痛み』はどこの部分が一番痛いか。
正直、全身どこかしらかが痛いです。#常に痛い訳じゃないよ
執筆中の今現時点での痛い部分は、
右手の中指は腱鞘炎、腕は筋肉痛、左脚のすねは腫れていて、右脚のふくらはぎに謎の痛み?、首と肩の痛み、腰の痛み、などです。#痛いところ自慢
それぞれの痛みの原因は自分の中では特定できていますが、それをどう改善していけばいいのかはお医者さんや、マッサージ師さんに相談しないとわからないだろうなぁと思っています。#プロに相談
それでは、それぞれの痛みの詳細を見ていきましょう。
右手中指の腱鞘炎について
僕の右手の中指は『腱鞘炎』と診断されています。#中指立ててすみません
林業をはじめて最初の夏、『下刈り作業(苗木の周りの草を刈る作業)』を経験してから両手指の痛みに悩まされるようになりました。#下刈り作業の記事はこちら
『刈払い機』の操作は、レバーを握ったり緩めたりを繰り返す作業なので、特に腱鞘炎になりやすいと思われます。
近所の整骨院に通い、『過流浴(かりゅうよく)』という、流れのあるお湯に手をつけてマッサージをする施術と痛み止めなどのお薬を飲んでいました。
通院の早い段階から『腱鞘炎』と診断されていたのですが、「手術する場合、2週間は仕事を休んで安静にしてください。」と先生から言われ、「転職したて早々2週間休むのもなぁ…」ということで、手術はせずに通院して治療をしていました。
ですが、あるとき、「んー、ここまで悪化すると渦流浴では完治は難しいです。」と言われ、治療を断念。
その後、他の林業仲間から『鍼灸』をおすすめされたので、これまた近所の鍼灸院に行ってみましたが、そこの先生にも、「お灸では治らないと思います」と言われ、断念。
奥さんが『手のマッサージ機』を買ってくれたので、それをたまにやるくらいになってしまいました。
刈払いを握り続ける『下刈りシーズン』以外は、右手の中指が動かしにくいというだけで、常に痛みがあるわけではないので、現状はハンドマッサージャーで大丈夫かな?という感じです。#ギター、ピアノの楽器も一応弾けます
これから林業をされる方、『下刈り作業』をされる方は、特に『手指の疲れ』には気をつけていただきたいと思います。
お風呂に入った時にマッサージをしたり、家でも通院でも、早めに対処しておくと、症状を和らげることが出来るかもしれませんので。
首と肩の痛みについて
首と肩の痛みは何が原因かというと、『ヘルメット+見上げる行為』だと思います。
『ヘルメット』は頭を守る大事な防具です。
自分の身を守りたいのであれば、装備しておくことに越したことはありません。
ですが、頭に約800~900gの重量を乗せたままフルタイムで活動するわけなので、首や肩に負担はかかります。
そして、『見上げる行為』について。
チェーンソーで木を切るときは必ず木をよく見て確認します。
木の重心、木の先端の傾き具合、他の木との干渉はないかなど、ヘルメットを被った状態で上を見上げるという行為は日常茶飯事です。
『皆伐』という、範囲内の木を全部切って搬出する作業の際には、ワイヤーで木を吊って引き上げる作業を行うことがあります。
その際にも、上空のワイヤーの動きや、吊るされた木の動きを見上げながら、リモコン操作をしたりするので、作業終了後は首の痛みがとてもひどいです。
重機の運転や車の運転でも、未舗装の道をガタガタと走るので、身体全身に振動があります。
特に重機運転中は強い振動を感じながら、上方の木を掴んで動かすなどの操作をしなければなりません。
こうした首・肩への疲労の蓄積は、頭痛に繋がったりしやすい体質なので、痛みがひどい時は湿布を貼ったり、最近は『ストレッチポール』を使って、肩まわりをほぐすようにしています。
スマホを眺めたり、パソコン作業をすることももちろん原因だと思うので、自分の身体の管理には仕事以外でも気をつけていきたいと思います。#もうここですでに3時間くらいパソコン触ってる
腰の痛みについて
腰の痛みは、様々な要因があると思います。
まずは、長時間の車の運転ですね。
最近は移動時間が片道1時間半かかる現場でした。#遠かったよ〜 #ちょっと前に完了しました
行きと帰りで運転を交代しているので、まだマシな方だとは思いますが、長時間助手席に座っているのも結局は腰が痛くなります。
また、重機の運転でも腰に疲労が蓄積されます。
特に急斜面地での重機の操作は、身体にも心にも負担がかかります。
急斜面地での重機操作は、ミスをすれば重機がひっくり返るかもしれないような環境で操縦したりします。
身体にかかる重力がコロコロと変化するような環境です。#どんな環境よ
ひっくり返ると大事故につながるので、常に緊張でこわばっていて、首や肩も力みがちで、狭い車内でグッと踏ん張るので、腰の痛みにつながると思います。
車でも重機でも『猫背』にならないように気をつけてはいますが、ずーっと良い姿勢を保つのも疲れますよね。
脚の痛みについて
左脚のすねの痛みは、「数日連続で何かしらがすねに激突する」という不幸がありました。
枝にぶつけたり、ころんだり、機械にぶつけたり、一度ぶつけて大きく腫れたところに何度も何度もぶつけてしまいました。#僕がどんくさいだけ
右脚は、ひざやふくらはぎに痛みがあり、ひざは同じくぶつけたり、車の運転によるものかなと考えているのですが、ふくらはぎの痛みに関しては原因がわからず、急に痛み出しました。
痛みの様子は「ふくらはぎをつった時の痛みが常にジワジワある感じ」です。#伝わりますか?
最近履き始めたチェーンソーブーツで脚に疲れが出始めたのかもしれません。#チェーンソーブーツの記事はこちら
チェーンソーブーツはとても重たいので、斜面を登っていくときは脚を持ち上げるのが結構大変だったりします。#脚に重りをつけてる感じ
少しずつ痛みは和らいできてはいるので安心していますが、こういった『謎の痛み』って不安になりますよね。#病院に行くほどでもないヤツ
まとめ
【身体が痛くない日が無いのが林業!?】まとめ
あらためて、林業は肉体労働です。身体を動かす作業が基本です。
安全に作業をしていたとしても身体に負担はかかるし、気をつけていても怪我をすることもあります。
そして、身体のケアについてですが、林業は決して給料が高い業界ではありませんので、休みなく働き続けている方もいることでしょう。
日々の疲れを癒やす間もなく身体を酷使し、気がついたら身体がボロボロ…なんて状況はなるべく避けたいものです。
身体のケアにも気を配れるように、余裕を持ってお仕事が出来るような環境作りをしていきたいと思います。#なかなか難しいけど!
みなさまもお身体には十分にお気をつけくださいね。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
それでは本日もご安全に!ほなまた!
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