【「メメントモリ」という言葉の意味。『メメンとモリ』という絵本】
どうも、新米林業屋とておです。
新米林業屋の僕が林業についての情報や、仕事や子育て、人生について考えていることや感じていることなどをお話ししています。
「メメントモリ」、ラテン語で「自分がいつか必ず死ぬことを忘れるな。」「人に訪れる死を忘れることなかれ。」といった意味の言葉だそうです。
自分の「死」について、常に考えておこうね、いつか死ぬんだよと。だから今をちゃんと楽しめよ。そういう意味があるそうです。
普段から「生きる意味」とか「幸せについて」とか、よく考える方なので、そういうアンテナを張っているからかもしれませんが、最近、生きる意味とか幸せについて、そういう情報が自分の中によく入ってくるなぁというふうに感じています。
自分が意図せずというか、そういうタイトルを選んだわけじゃなくて、自分が普段から聞いている、発信をされている方達が、生きる意味とか幸せについて語られているものをよく見聞きするんですね。
で、昨日は『メメンとモリ』っていう絵本を読みました。
メメンっていうお姉ちゃんとモリっていう弟。このメメンとモリの兄弟の絵本。ヨシタケシンスケさんが描かれた絵本なんですが、5月に発売されているものですね。これがお家にあってですね。奥さんが買ったんだと思うんですけど。
ヨシタケシンスケさんの絵本、僕も好きで、この方の絵のタッチとかキャラクターの性格とかすっごい可愛いんですよね。なんかこうすごく愛くるしいというか。
絵本のタイトルを読んで、「そういえばメメントモリってどういう言葉だっけなー?」っていうのを調べてみて、冒頭のね「自分がいつか必ず死ぬっていうことを忘れるな」と、そういう言葉にたどり着いたんですね。
この『メメンとモリ』っていう絵本を読んで昨日ちょっとね、めちゃくちゃ感動したんですよね。生きる意味とか死についてとか幸せについてっていうのがこの絵本の中で語られたりするんですけど。
この絵本『メメンとモリ』の特設サイトがあるので、リンクを貼っておきます。
あんまりネタバレにならないようにしたいと思うので内容に関しては話しませんが、3つお話があって、その2つ目の「メメンとモリときたないゆきだるま」っていう話があるんですが、雪だるまのお話なんですけども、このお話を読んでいたら「あっやばい、涙腺が…」って。すごい良いお話でしたね。
「メメンとモリとつまんないえいが」っていう、3つ目の話があるんですが、「楽しいってなんだろう」「幸せってなんだろう」みたいなのをすごく考えさせられるというか。きっと僕の中で今すごい興味関心があること。生きてるって何だろうとかね。生きる意味って何だろう。人生は楽しくないといけないのか。人生は必ず幸せでなければいけないのか。幸せを探し続けないといけないのか。そういったところのお話がギュッとこの絵本の中に入っていて。
絵のタッチはすごくかわいいし、言葉数も多いわけじゃないんですよ。なのに、僕の中にある「生きるって何だろう」みたいな疑問に対して、ヨシタケシンスケさんの考えなのか、そういったものがギュッと凝縮されたものが飛び込んでくる。
答えってないんですけど、生きる意味とかね。「答えなんてないんだよ」みたいなのにも振り切れるというか。
『メメンとモリ』の特設サイトの中に著者メッセージっていう欄があるんですが、
私は「メメントモリ」という言葉の由来も意味も詳しくは知りません。ただある日思いつきでメモ帳に書いた「メメンとモリ」の文字を見て思ったのです。そんなタイトルの本があったらちょっと読んでみたいなと。「なんか思ってたのと違う」と感じていただけたら嬉しいです。
引用:『メメンとモリ』特設サイト
というメッセージがあるんですが、「なんか思ってたのと違う」はマジで感じました。
いつものヨシタケシンスケさんのかわいらしい絵とかわいらしい感じのストーリーだと思っていたら、めちゃくちゃ考えさせられるみたいなね。
生きるとか幸せとか。今まで普通に絵本を読んできたのに、今回はすごく深くまで考えさせられる。確かに「なんか思ってたのと違う」って、僕は見事にヨシタケシンスケさんの作戦にはまってしまったなと。いい意味でね。もうめちゃくちゃ深く突き刺さって。
「幸せでありたい」とは思うけど、あんまり期待しすぎてしまうと、それがどんどん自分の中で足枷になって、動くスピードが、歩くスピードが遅くなってしまう。それなら、「絶対に幸せにならなければいけない」みたいな考えを早めに取っ払ってしまって、もっと気楽に歩ける方がいいなって。
最近この『メメンとモリ』っていう本を読んだり、いろんな方の発信を聞いたりして、今はちょっとそういう風な考えに落ち着いてきました。
この『メメンとモリ』本当にめちゃくちゃいい本だったので、ぜひ皆さんにも読んでいただきたいなと思います。
今回はこの辺で。最後まで読んでいただいてありがとうございました。
本日もご安全に!ほなまた!
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