【林業初心者目線】自身の成長に貪欲なベテラン選手になりたい

林業

自身の成長に貪欲なベテラン選手になりたい

とてお
とてお

どーも、新米林業屋のとておです!

今回は【ベテランさんとのやりとり】についてのお話!

前回、前々回と刈払い機(草刈り機)で使う、笹刈刃の目立てについての記事を書かせていただきました。

前々回の記事はこちら→【林業初心者目線】苦戦!笹刈刃の『目立て』

前回の記事はこちら→【林業初心者目線】続・笹刈刃の目立て

目立て(刃をやすりで研ぐこと)の方法をあれやこれやと試行錯誤した結果、沼にハマり、目立てのスランプに陥りました。

その後、さらに試行錯誤を重ね、ある程度自分で納得のいく目立てが出来るようになるまで、なんとか持ち直しました。

今回は、もがきながら試行錯誤した結果が、ちゃんと他人の目に映るくらいまでに至ったので本当に良かったです。

というのも、目立ての方法を変えてから、刃の切れ味が良くなったなぁと個人的に感じていたところ、一緒に作業をしているベテラン作業員さんから、

ベテラン作業員
ベテラン作業員

今日どしたん?めちゃくちゃ刃の切れ味いいやん。ちょっと刃見せてーや。

と、お褒めの言葉をいただきました。#やったね

色々上手くいかなくて、悩んで、試して、少しずつ良くなってきて、「良くなってきた」という感覚が自己満足ではなく、他者からの評価で得られるというのは素直に嬉しかった。#いや、ものすごーく嬉しい

いつまでも素直な気持ちで

ここで、少し気になったのが、このベテラン作業員さんの「ちょっと刃見せてーや」のところ。

僕の刃を見た後、

ベテラン作業員
ベテラン作業員

おー、なるほどー。俺の刃ももう少しこうしてみようかなー?ここをこうして…

と、色々と考えを巡らせているようでした。

僕はこのやり取りがとても良いなぁと感じていました。

ベテランになっても、技術の向上に貪欲で、後輩とか新人とか関係なく、自分の技術に活かせるものは取り入れる、ちゃんと話を聞く、という姿勢に、「自分もこうありたい」と改めて感じたからです。

勤続年数や経験が長くなってきたベテランさんは、『職人気質』になる方が多いと、僕の体感ではありますが、そう感じています。

『職人気質』の性質が強いと、『自分のこだわり』にはめっぽう強いが、『新しい情報・技術』を上手く取り込めない、となってしまいがちです。

そして、『職人気質』をもっとこじらせると、『自分のこだわり』を押し付けてくるようになります。

こだわりがあるのは良い事だと思いますが、他者に自分のこだわりを押し付けはじめると、それはもはや何かしらのハラスメント(嫌がらせ)だと思っています。

自分がそういう人にならないように、またいつまでも初心で、吸収力の高い人でありたいと強く意識しています。#こうやって文字に起こすことで再確認しています

ですので、今回の僕とベテラン作業員さんのやりとりが素敵だと感じたのです。

僕が逆の立場になったとき、素直に人を褒められるだろうか?素直に教えを乞うことが出来るだろうか?新しい技術や知識を取り入れようとしているだろうか?#怪しいぜ

いつまでも新しいことに敏感に、素直に反応出来る人でありたいものです。

参考にしている『反面教師』

また、僕が「こうはなりたくないなぁ」と感じるような、『反面教師』をやっていただいている作業員さんもいます。#反面教師ってやっていただくものなの?

素直に人の話を聞けなかったり、素直に「教えてください」と言えなかったり、現状維持で満足していたりする方などは、遠くからそーっと見ているようにしています。

これはこれで学びになるので、「低いモチベーションがうつらないように」気をつけつつ、そーっと眺める。

かつ、なるべくポジティブな気持ちを保てるよう、「どんな人からも良いところは徹底的に盗むぞー」というマインドセット、心構えでいます。#なるべく、ポジティブに

幸い、「この人ホンマ無理!近付きたくない!」みたいな人は社内にはいないので救われています。

声のかけ方ひとつでも、「先輩褒め方上手いなぁ」とか「この人はなんでわざわざやる気を削ぐような言い方するんやろー?」と、色々と考えることがあります。

自分が誰かに声掛けするときに、『どうすれば相手に気分良くなってもらえるか』を意識するようにしています。#これもなるべく

自分も周りもみんなが気持ちよく働ける環境作りをこれからも続けていきたいと思います。

今回はこのへんで。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

それでは本日もご安全に!ほなまた!!

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