どーも、新米林業屋のとておです!
今回のテーマは【休憩時間】について!
・現場仕事ハード過ぎて、休み時間はずっと寝てます
・休憩時間は道具の手入れしてます
お昼休みは大体寝てるか、道具のメンテナンスをしてる印象です。
『休憩時間の使い方』について考察していきます。
時間の管理はとても大事です!
良い時間の使い方の参考になると思うので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね!(^^)
林業現場での休憩時間について
林業の現場での『休憩時間』は『作業途中の休憩』と『お昼休み』が主だと思います。
『作業途中の休憩』に関しては、各作業員が自分の疲労度をチェックして、軽く休んだり、水分を取ったりしています。
無理な作業は怪我や事故のもとなので、各自の判断で『休む時はしっかり休む』を念頭に置いておかなければいけません。
さてもう一方の『お昼休み』ですが、みなさんいかがお過ごしでしょうか?
冒頭でも書いた通り、お昼ごはんを食べた後は『お昼寝タイム』や『機材のメンテナンスタイム』になっている方がほとんどのように感じます。#林業で実際に出会った人のほとんどがこの2パターン
休憩時間は原則『自由に使っていい時間』
・全国森林組合連合会『林業雇用管理改善のしおり(平成 29 年度版)』
・厚生労働省『労働時間・休憩・休日関係』
今回は上記のデータをもとに『休憩時間』について考察していきます。
Q 休憩時間は法律で決まっていますか?
A 労働基準法第34条で、労働時間が
6時間を超え、8時間以下の場合は少なくとも45分
8時間を超える場合は、少なくとも1時間
の休憩を与えなければならない、と定めています。
引用:厚生労働省
作業と作業との間に生ずるいわゆる「手待時間」は労働時間であり、また作業の準備や作業終了後の後始末に要する時間も、作業遂行上不可欠なものとして使用者の明示または黙示の指示により行われるものである限り、労働時間としなければなりません。
手待時間は、現実に作業をしない時間ですが、“仕事があれば作業に入る”ための待機時間であり、労働者はその時間を自由に利用できないことから、休憩時間ではなく、労働時間とされるのです。
引用:林業雇用管理改善のしおり『労働時間管理とは』
林業では『1週間の法定労働時間が40時間(1日8時間)』が適用されています。
土日が休みの企業であれば、『1日1時間』休憩をとらなければいけません。
『休憩時間』は労働から離れていい時間なので、例えば現場の上司から、
休み時間の間に機械のメンテナンスしとけよ!
と、言われた場合は休憩時間ではありませんので、
ゲームしたいからイヤです!!
って言っても、『法律上』問題はありません。#イヤです #言い方
ただし、人間関係に問題が出るので、適切な機関に相談するのがベストだと思います。
『作業の準備や作業終了後の後始末に要する時間も労働時間としなければなりません。』とあるように、チェーンソーの刃を研いだり、機械にグリスさしたり、次の作業の段取りしたりは『労働時間』です。
もし、『休憩時間』を使って上記のような作業を『指示』されている場合は、労働基準法違反なので、適切な処理を考えましょう。#面と向かって「イヤです」とか言っちゃダメよ
『時間は有限』です。自分の大切な時間をしっかり守りましょう。
お昼ごはん食べたら働いてます
では、僕の場合『休憩時間』をどう過ごしているか。
サクッとお昼ごはんを食べて、そのまま作業再開です!!#コンプライアンス
もちろん上司から指示を受けて作業を行っていれば問題アリですが、『自分の意思』で作業に入る分には問題ないと解釈しています。(休憩時間は自由時間なので)
まだまだ上手にチェーンソーの刃を研いだりできないので、ゆっくり時間をかけて研ぎたいんですよね。#ヘタクソ
休憩時間をなくした分早く帰れるのか?
結論から言うと「休憩時間いらないんで早く帰りたいです」は法律上アウトです。
『休憩を与えなければならない、と定めています。』とあるように、企業側には労働者に対して、“勤務時間中に”休憩時間を設けなければいけません。
休憩時間を与えないと『企業側』が法律違反になるので、労働者に対して休憩を取るように指導する必要があります。
労働者を保護するための法律ではありますが、僕個人の意見としては「もう少し柔軟性が欲しい」というのが本音です。#だって早く帰りたいもん
林業に転職したのは『時間の確保』も理由のひとつなのです(^^)
休憩時間ってなにしてますか?
休憩時間は自由時間とはいえ、山の中は基本圏外、下山してコンビニに行くのにも片道30分以上かかる、そもそも午前中の作業で疲れている。
この条件から導き出されるのはそう、『お昼寝』です。#だからみんな寝てるのか
基本的に現場は圏外なのでスマホいじりが出来ない。
かろうじて電波が届いたとしても、『遅い』し電池の消耗が早いので、あんまり使いたくない。#緊急時に電池残しておきたい
雨の日なんて、ビッシャビシャで何もする気がおきません。#寒くて昼寝も出来ない
なので、僕は早めに作業に入って、なるべく時間通りに作業が終わるように工夫をしてます。
とはいえ、休憩時間を取る日もあります。
お昼寝に時間を使うのはもったいないので、そんな時は読書してます。
僕はAmazonの『Fire HD8』を使っています。
本をダウンロードしておけば、山奥の圏外でも読めます(^^)
林業の本を読んだりするのも『Fire HD8』で読んでます。
読書だけであれば『Paperwhite』の方が良いと思うんですけど、『FireHD』であれば、『Amazonプライムビデオ』で映画とかもダウンロードできるので、読書の気分じゃないときにも使えます。
まとめ
林業現場での休憩時間について
・林業では1週間の法定労働時間が40時間(1日8時間)なので、基本的には1日1時間の休憩時間を取らなければいけない
・休憩時間は『労働から解放される時間』なので、休憩時間の作業は労働時間になります
もし、これを理解していない上司や現場の先輩がいれば、誰かに相談したり、適切な処置をしましょう。#自分の後輩の為にもなります
・休憩時間は労働基準法で定められているので“取らなければ”なりません。
休憩時間を返上したところで早く帰れるわけではないのでご注意を!
・お昼寝で体力を回復するのも大事!でも、出来れば無駄なく時間を使いたい方には、読書等がおすすめです。
時間の管理はとても大事!!
林業に限らず、『休憩時間』に仕事をさせられたり、無駄に時間を奪われていないか改めてチェックしてみましょう!!
最後まで読んでいただきありがとうございました!(^^)
ほなまた~!
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