有休消化で手にした自由な時間。
何時に起きなければいけない。何時に会社に行かないといけない。何時までは仕事をしなければいけない。
そういったことと無縁…とまではいかないが、ある程度の自由をポンと渡されても上手に扱えない。
「なんでも自由にしていいよ。」って言われると身動きが出来ない。
何から手をつければいいのかがわからなくなってしまう。
ルールやスケジュールに縛られる生活というのはある意味「楽」なのだ。
自分で決めなくていい、誰かが予定を用意してくれる。
自分で自分を動かすというのは、思いの外、体力や精神力が必要であることを痛感する。
「ある程度の縛りの中で思考をするからアイデアがうまれる」みたいなことを誰かが言ってた。
まさにその通りだ。と、誰かの言葉を思い返しながら、生産性のカケラもない自由な時間を味わっている。
フリーランスや自宅勤務でお仕事をされている方はどのようにして時間を管理しているのだろう。
ある程度、時間の自由を手にしつつ、自分だけのルールを設定し、ほどよい縛りの中でお仕事をする。
この「自分だけのルールを設定する」というところでつまづきそうだな。と考える。
それが出来なくて今困っているのだから。
『自律している人とは、自分自身で規範を打ち立て、それに沿って行動できる人材のことです。具体的には、「自らで考えたルールに従い目標に向かって行動すること」を意味します。』
と、Google先生は教えてくれる。
「人間とは元々怠惰な生き物である」とも誰かが言ってた。
どこの誰が言っていたかを全然思い出せない、ということを覚えておこうと思った。
怠惰と欲望に立ち向かいながら自分を管理する。
自分で自分を縛っていく。
本来自由であるはずの自分を縛っては、「自由になるんだ!」って奮闘する。
奮闘した末に手にした自由を見つめながら「あー…縛られたい」とつぶやく。
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