【興味関心を無理やり広げようとしてもダメだなぁ】
どうも、新米林業屋とておです。
新米林業屋の僕が林業についての情報や、仕事や子育て、人生について考えていることや感じていることなどをお話ししています。
今回は、【興味関心を無理やり広げようとしてもダメだなぁ】というテーマでお話をしていきたいと思います。
興味のあることや関心のあること、自分が本当に興味を持ってその事柄に取り組んだり調べたりするときっていうのはのめり込めるんですけど、それをすることによって自分の身になるし、本当に勉強になるというか、「次からこれを活かしていろんなことに挑戦しよう」みたいなね、前向きな気持ちとかが発生することがわかっているので、なるべくそういう興味関心を持つことを広げていきたいなぁってよく思うんですよね。
興味関心のあることは深くまで調べたくなる。
その調べていく過程だったりとか、調べたことが自分の身になって次の挑戦とかに役に立つとわかっているから興味関心を持ちたい。
でもそれを無理やり広げようとすると、なんかしっくりこない。
それはそうですよね。自分の本心でというか、心の底から興味関心があるかどうかっていうのと、闇雲に手当たり次第情報収集をして、「情報を収集した気になっているもの」とではそれは違うよねっていう話なんですよね。
どうしても自己肯定感というか、自分を下げてしまうような考え方っていうのをしてしまうんですよね、僕自身は。
周りの方々が挑戦していることとか、勉強している様子であったりとか、そういう前向きな取り組みを見ると、すごいなって。
この方はこういうことに興味があって、別の方はああいうことに興味があって、すごくそれを深くまで情報を知っていたり、実際に体験をしていたり、すげーなーって思うんですよ。
で、比較する必要がないのに、そこで自分とその方々との比較をしてしまう。
勝手に比べて、勝手に負けた気になって、勝手にへこむっていうね、一番やっちゃいけないパターンをやりがちな自分なんですが。
そういった時に、この方はこういうところに興味関心があって、深くまで掘り下げているんだな、自分もちょっとそういった情報をかじってみようと思って、手を伸ばしてみると、全然しっくりこないみたいな。
入ってこないというか、例えば文章で情報をインプットする場合とかも、言っていることはわかっているけど、ただただ文字の羅列を流し読みしているだけというか、書いている具体的な内容とかっていうのが全然頭に入っていってなくて、それはもう身にはならないというか、実戦で使おうという気がないとか。
そういうのをうだうだ考えていると、「これはもう無理やり広げようとしているなあ」って自分で理解するというか、興味関心がある、興味関心を持つために、ちょっと無理しているなあとか背伸びしているなあとか、誰かと比べているなあみたいなって思うと、すっと手を引いた方がいいんだろうなと、最近の自分を振り返ってみて感じております。
じゃあ自分の興味関心のあることって一体何なんだろうって、自分の棚下ろしをしてみたりするんですけど、それほど多くのことに興味があるわけじゃなくて、本当に自分の身の回りのこととか、自分のこと、自分の家族のこと、結構それだけでパツパツというか。
そこから、プラスアルファで社会貢献とかそういうところにもどんどんアプローチしていきたいけど、なかなかそんな余裕は持てないな。でも、そういうことをやってみたいっていう興味関心は一応ある。
あるんだけど、それは余裕があって初めて成立するというか、そこまでの余裕が自分には今のところないなっていうので、モヤモヤしているという、とてもとても抽象的なお話なんですが。
人がやっていることっていうのがね、すごくキラキラして見えるというか、SNSとかをよく見ていると、「すごいなぁ。この人もすごいなぁ。この人もすごいなぁ。」って本当に心からそう思う。
で、思う反面、その反動で自分を追い詰めてしまうというか、なんで自分はこうなんだろう。なんでああいうふうにのめり込めないんだろうみたいなね。
本当にね、比べる必要なんてないって分かっていても、頭で分かっているのと、本心で思えるかどうかは別なんだなっていうふうに、再確認というかしております。
まあ一つだけ、林業のお仕事の上で、具体的な例を一つあげるとすると、「樹種」。
木の種類ですよね。木目とか葉っぱを見て、これは何の木だ、これはどういう植物だとかっていうね、見てすぐに分かる先輩方とかベテランの方々とかを見ると、すげーなーって思うんだけど、覚えたいなーって思ってはいるんだけど、実際にじゃあ行動に移しているかというと、そうではないから、心の底から本心で興味関心があるわけじゃないんだろうなーって思ったりね。
まぁ自然に覚えるだろうというか、その、数こなせばね。
杉とかヒノキとか、わりとこう、仕事の中で数多く触れるもの、自分が望む望まない関係なく出会うことが多いものっていうのは自然と身についてくるんですけど。
そうじゃない、たまにしか出会わないものであったりすると、やっぱり自分からこう、これは何々で、これは何々だ、この木はどういう特性を持っていて、この木はどういう風な切り方をしたらいいんだろうかとかっていうね、そういうところまで自分から情報を取得していかないと身につかないなーと思います。
樹種ね、木の種類に関しては、興味関心がないわけじゃないけど、じゃあ覚えようという努力をしているかというと、そうじゃないから、おそらく本心じゃそこまで深くまで知りたいと思ってないんだろうなーって、一つ具体例を挙げるとしたらそういうところですかね。
そういったことが他の人はできているのに自分はできていないって比較してしまうところであったりします。
興味関心はね、無理やり広げるものじゃなくて、自分が本当に知りたいとか、これをやってみたいとかっていうね、心の底からそう思えるかどうかっていうのが本当に大切なことだなーと改めて感じました、というお話でした。
今回はこのへんで。
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