【一方的に話を聞く環境での無駄話は苦痛】
どうも、新米林業屋とておです。
昨日、Voicyで山口周さんの放送を聞いていて感じたことなんですが。
「雑談力と沈黙力」についてお話をされていたんですが、放送の内容は哲学的で、とても難しい内容ではあったんですが、すごく勉強になるようなお話でした。
山口周さんが、「『雑談力って大切』みたいな話を世間ではよくしているけど、それは本当に大切なのか」というようなことをおっしゃられていて、僕自身、「コミュニケーションには雑談力が大切だ」みたいな本とかお話とか聞いて、そこに疑いを持ったことがなかったんですよね。
どっちかというと納得していたというか、コミュニケーションを円滑にするために、「雑談力って大切だよね」というふうに感じていました。
でも山口周さんのお話を聞いていて、確かになーと。
雑談というか無駄話。雑談というよりかは、僕はどっちかというと無駄話が嫌だなって思ったんですよ。
「無駄話」じゃないですか、無駄なんですよ。
雑談と無駄話に違いがあるのかどうかというのは、言葉の言い方だけであってイコールなのかもしれないんですが。
無駄な話を聞きたくない、その時間がもったいないなと思っています。
どういったときにそう感じるかというと、「一方的に話を聞かされている環境」のときによく感じます。
それってどういう環境なの?というと、「先生のお話を聞く」という環境ですね。
先生や講師の方がいて、その方の授業、講義を受ける。生徒として。
学校とかは分かりやすいと思うんですけど、大人になっても同じような環境というのはあります。
何かの資格を取らないといけないとか、そういった環境、状況のときに、「講義を受けないと資格を取れませんよ」というふうなこともあります。林業をやっていてもあります。
そういった講習会のときに、先生の話を一方的に聞きます。
その先生の話を一方的に聞くというのも、先生の話に対して質問をしていいのかどうか、生徒側が自らの意見を述べてもいいのか、そういうルールが明確ではないもの。
そして講習の内容によっては、何時間、座学を受けないといけない。学科ですよね。何時間以上テキストに沿って話を聞かなければならない。
そうしないと資格をもらえないというようなときに、時間が決まっているから、ディスカッションをする時間というのはないと思うんですよね。
講義を受けないといけないから、テキストに沿って話を進めていかないといけないから。
だから生徒側の発言権ってあんまりないと思っています。
にもかかわらず、先生は個人的な意見であったりとか、個人的な思い出話を講義中にされたりするんですよね。
あれが無駄だと僕はとても強く感じています。
授業の内容に沿った例え話。
先生「こういった事例について、例えばね、私が…何年前だったかな、あれは。えー、十何年前かな、そういうときにね、こういう事例がありました。この時はね、こういうことがあって…」
みたいな感じで、先生が実際にあった体験談とかをお話しされることがあるんですが、僕は無駄だと思って、しなくていいと思っている。
講習会に行くと必ずと言っていいほど、先生は個人的なお話をされます。
授業のテキストの内容に沿って、それについての例え話、過去の体験談であればまだいいんですけど、授業に関係のない先生の個人的な意見、個人的な政治的思想を、一方的に話を聞かないといけない環境のときだと、押し付けられていると感じるんですよね。
だってこっちは発言する権利ないんだもん。
「先生早く進めてください」とも言いにくい環境というか、「先生その話関係ありますか」と言ってもいいんだけど、その後その先生にテストで点数をつけてもらわないといけなかったりするから、別にその関係を崩したくもないし、心象悪くして原点対象が増えても嫌だしとかね。
そういうのもあるから、穏便に済ませたいじゃないですか。別に揉めたいわけじゃないから。
でも嫌なんですよ。先生の無駄話に付き合うのが。
さっさと授業を進めて、さっさと終わらして、 もし余った時間、余ることもあると思うんですよ。サクサク進めていくと。余った時間は復習すればいいじゃん。
学科の時間、絶対に受けないといけないんだったら、テキスト読み返すなり、学科の試験に向けての振り返りであったり、なんだったら早く帰らせてくれよって思ったりするんですよね。
無駄話は本当に時間の無駄なので、しかも先生の個人的なお話、そしてそれを一方的に聞かなければならない。それについて反論する時間が許されていない。権利がない。そういった環境って本当に苦痛だなというふうに感じます。
雑談、無駄話。雑談であれば、自由な状況であれば、別に喋りたくなければ、喋らなければいい。一方的に話を聞かなければいけない環境での無駄話っていうのは、とても苦痛だなというように感じました。というお話でした。
今回はこのへんで。それでは本日もご安全に。ほなまた。
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