目立て迷子!チェーンソーの目立てが上手くならない…
どーも、新米林業屋のとておです!
今回は【チェーンソーの目立て】について!
ここ最近までずーっと草刈り作業が続いていたのですが、とても久しぶりにチェーンソーをメインで使う現場に入りました。
チェーンソーで木を切る作業というのは林業の中でも本当に危険な作業。
ですが、しっかりと守ることを守って安全第一で取り組めば、かなり楽しいと言える作業でもあります。
さて、そんなチェーンソー作業ですが、「チェーンソーは目立てがすべて」とよく言われています。
「目立て」とは、チェーンソーの刃をやすりで研ぐことです。
チェーンソーは使っているうちに切れ味がどんどん落ちてきます。
切れ味の悪いチェーンソーを使っていると、中々切れないから体力的にもしんどいし、木の倒れ方などにも悪い影響を及ぼします。#危ない
僕も実際、ベテラン作業員さんからは「チェーンソーは目立てがすべて!」と何度も何度も言い聞かされてきましたし、目立てについて調べていても良く目にすることがあります。
とにもかくにもチェーンソー作業では「良く切れる刃」というのがかなり重要ということです。
で、久しぶりのチェーンソー作業現場で体感したのは、「ワイ目立てヘタクソやなぁ…」ということ。
今までも、たくさんの作業員さんから目立てについての情報収集をして、ブログや動画などで色々調べまくって、現場で実際に実践して、ひたすら研究していますが、正直どこに向かったらいいのかわからなくなってしまいました。#目立て迷子
僕のチェーンソーでベテラン勢に切ってもらったら、きっと色んなクレームが発生するのだろうと予測しています。
もちろん林業に転職したての頃より上達しているとは感じるのですが、「良く切れる刃」という目的地はまだまだずーっとはるか先にあるなぁと肩を落としています。
が!やっぱり良い目立てをしたいので、色々調べたり実験を繰り返していこうと思います。
そんな中、最近観た動画で参考になったものを貼っておきます。↓↓↓
こちらの動画はチェーンソーの目立て動画の中でもかなりわかりやすいと思います!
「細かいところは気にしなくていい」と、初心者に言われてもわかりにくいところをやんわり説明しながら上手く省いてくれていて、「頭でっかちになるよりとにかくやってみましょう!」と実践してみることを推してくれていたり、観ているうちにやる気が出てくる感じがしてとても好感を持てました。
ちなみに動画には「めちゃくちゃ切れ味の悪いチェーンソー」が出てきますが、僕のチェーンソーはさすがにあんなにひどくはないですよ!と、謎の言い訳をしておきます。#負けず嫌い…??
チェーンソーの目立ては、人それぞれやり方が違ったり、「好みの刃」というのもあります。
こういった点が「目立て迷子」を発生させるところだと思うのですが、自分が一体どんな切れ味を求めているのかで研ぎ方が変わっていくのです。#もちろん基本がしっかり出来た上でのお話です
仲間うちで話していた時に「なるほどー」と思ったのは、「切れ味が鋭すぎてもコントロールがしにくいから、『切り手の意思』で切れる刃がいいよー」というもの。
僕も実際に体感したのが、ベテランさんのチェーンソーを借りて作業をしたとき。
あまりにも切れ味が良すぎるというか、「勝手に刃が走っていく感覚」というのを体感しました。
自分の思っているところで止まってくれないというか、微調整したい場面でも切れすぎてしまうというか…。#僕が切るのヘタクソ説
というわけで、「切り手の意思」通りに切ったり、止めたり出来る刃に仕立てていくのが、今僕が目標にしている刃です。
とりあえず、上記の動画に出てきた道具をポチってみたので、実際に使いながら「良い目立て」を目指していきたいと思います。
目立て迷子…なるべく早く迷いの森を抜け出したい!!
それでは本日もご安全に!ほなまた!!
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コメント
あー、目立てですか。
確かにものすごく重要だけど、たまに見るのは、いつ見ても刃を研いでる人。
いつ仕事してるんだろうって思うくらい研いでる人。
研いでる間は作業量ゼロですから。
あ、それと、おそらく正解の無い世界だと思います。
なので、自分で納得できれば誰に文句言われても気にすることは無いと思います。
ちなみに俺は目立てが嫌いなので( *´艸`)めんどくさいんだもん( *´艸`)
ハスクバーナの目立てゲージを使って時間を掛けずに研ぎます。
この目立てゲージを使って研ぐと、最高に切れる刃になりません(*^▽^*)
俺も先輩に使われると切れねぇなって言われますが、一切気にしません。
新品の刃とか、先輩方のよく切れる刃は、フック寄りで疲れるので好きじゃないです。切れ味もすぐ落ちるし。
ま、色々試してみましょう♪
いつか何処かでお会い出来たら嬉しいですね♬
ももたろひめさん!コメントありがとうございます!!
僕、「割といつも刃を研いでる人」かもしれません…(笑)
研いでる間は作業量ゼロというのはとても理解していて、最初の頃は「迷惑をかけてはいけない」と焦って研いでいたのですが、焦って研いだ挙句、「研いだ割に切れ味が良くない」という悪循環に陥ることがあったので、「落ち着いてしっかり目立てをして良く切れる刃で作業量を取り返す」という方針に切り替えました!
チェーンソーを使う現場が続くようなときは、「フック寄り」に研いでみたり「バックスロープ寄り」にしてみたりと色々試してます♪
オンラインとかでも交流が出来るといいですねー!!
そのときはよろしくお願いいたします!ありがとうございました!!
同じく山で働いているものです。
僕は師匠から、山で働くものにとって刃の切れ味は命だと教わりました。
切れない刃で仕事するものは、その分他の者より仕事していないのと同義であると。
まともにできるようになるまで、何度も何度も「やり直せ!」と厳しく指導され、
家に帰ってから深夜まで研ぎ続けた毎日でした^_^
ある日、師匠から「よく切れるようになったじゃないか」といわれたときは、嬉しかったな~。
仕事の仕方は数あれど、【真の切れ味】【正解の刃】はひとつしかありません。
ご参考までに、研ぐときはチェーンソーを必ず固定したほうが良いです。(山でもです)
ギター持ちして研ぐよう指導する人がいますが、そういう人のいうことは聞かない方が良いと思います。
左右の刃の大きさも必ず揃えてできないと、片側が空振りすることになります故、誤差0.1mm以内に収めるようになりましょう♪
僕も指導する立場になって、伝えることの難しさを痛感しています。
同じヤマイキとして一緒に頑張りしょう~。
名無しのヤマイキさん、コメントありがとうございます!
「仕事の仕方は数あれど、【真の切れ味】【正解の刃】はひとつしかありません。」は重く受け止めます!!
お師匠さんからの褒め言葉ってなんであんなに嬉しいんですかね〜(^^)
お互い安全には気をつけて、頑張っていきましょう!!
ありがとうございました!!(^^)