法面から落下!(ケガなし!)
どーも、新米林業屋のとておです!
今回は自分が体験した事故の報告です!
法面(のりめん、人工的な斜面)での草刈り作業中、法面の型枠から足を踏み外して、一段落下しました。
幸い、尻もちをついただけで済んだので良かったのですが、僕が落下したところはビル3階くらいの高さがあり、一番下まで落ちてたらと思うとゾッとします。
落下したところは作業範囲の中でも低い方で、落下したところからまだまだ上に刈り上がって行かなければならなかったので、そこからはかなり慎重に仕事を進めました。
足を踏み外した瞬間に「しまった!」と思ったのですが、掴まる場所も無く、お尻から落下しました。
足場があると〝思い込んでいた″場所に足場が無く、そのままずるっと落ちました。
この「思い込み」というのがとても危険で、一歩一歩確実に、慎重に作業をしていれば起こらなかった転落です。
危険な思いや、痛い思いをしてはじめて「気をつける」のではなく、常に慎重に集中力高く作業を行いたいものです。#それがとっても難しいんやけど
刈払い機のコントロールレバーの重要性
草刈り仕事なので、刈払い機を持ったままの転落でした。
僕が使っている刈払い機には、エンジンの回転を調整する「スロットルレバー」と、刃の回転を調節する「コントロールレバー」がついています。
コントロールレバーが「低速」の状態になっていれば、スロットルレバーを握っても、刃はほとんど回転しません。
草刈り作業をする際は、基本的にコントロールレバーが「高速」の状態になっています。
刈払い機のエンジンをかけたまま移動をするとき、特に急斜面などを移動する時はなるべくコントロールレバーを「低速」にするように心掛けています。#僕の周りはやらない人の方が多数派
というのも、コントロールレバーが「高速」状態のまま、ふとした拍子にスロットルレバーに何かが干渉すると、意図せず刃は回転してしまいます。
この意図せず回転した刃が、今回のように転落した時など、身体に当たったりする可能性があります。
そうなると、転落自体は大したことがなくても、刈払い機で怪我をする可能性が増してしまいます。
そうならないよう普段からコントロールレバーの「低速」を意識的に使うようにしています。
チェーンソーで言うところの「チェーンブレーキ」のような感じです。
結果論ではありますが、今回、移動の際にコントロールレバーを「低速」にしていたおかげで、刈払い機で怪我をすることはありませんでした。
細かいことかもしれませんが、こういうところが安全に繋がるのだと信じて、今後も安全第一でお仕事頑張ろうと思います!
参考になれば幸いです!
それではこのへんで!
本日もご安全に!ほなまた!!
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