【新米林業屋×仕事論】『楽しいだけ』ではダメだけど『楽しくない』のはもっとダメ

林業
とてお
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どーも、新米林業屋のとておです!

今回のテーマは【『楽しいだけ』ではダメだけど『楽しくない』のはもっとダメ】です!

・「今の仕事が楽しくない…」

「ノルマに追われてばかり…」

「頑張ってるのに評価されない」

『仕事が楽しくなくなる理由』ならいっぱいあるけど、『仕事の楽しみ方』って中々見つけにくいですよね。

今回は僕なりの『仕事の楽しみ方』についてお伝えしていきます。

林業に限らず『仕事を楽しめない方』にきっといいヒントになると思います!

是非、最後まで読んでいただけたらと思います(^^)

『楽しいだけ』ではダメだけど『楽しくない』のはもっとダメ

『林業』はきつくて、汚くて、危険なお仕事です。僕が実際に体験しているので間違いないです。

暑い日も寒い日も、重い荷物や機械を持ちながら山の中を動き回り、ガソリンやオイルの臭いにまみれながらの作業(たまーに森の香り。たまーに。)、木を切り倒すなんて、危険中の危険行為!

最悪命の危険がある仕事です。#楽しめる要素ないやん

ですが、その中でいかに工夫をして楽しく、なるべく明るく前向きな気持ちで作業にあたれれば、技術は向上し、危険の回避にも繋がると感じています。

林業の仕事楽しいですか?

僕が林業に転職して、もうすぐ1年が経ちます。

林業1年生の間は、やる事すべてが新鮮で、覚えることも多く、やりがいも感じています。

僕としては、良い班長、良い先輩に恵まれ、とても楽しく仕事をすることが出来ています。

後輩からすると、上司は選べないので、林業に限らず仕事が楽しいかどうかは結局『人』で左右されると考えています。#ギャンブル性が高い

もちろん、上司からしても良い部下と仕事したいと思うので、『学ぶ側』の努力は必須です。

『仕事×ユーモア』が大事

昔働いていたカフェの副店長さんが「忙しい時ほどちょっとふざけた方が良い」って言っていたのを今でも良く覚えています。

そのカフェは週末のお昼時はかなり忙しくて、ホールもキッチンもてんやわんやの大騒ぎ。

忙しくなってくると気持ちに余裕がなくなり、スタッフ同士でギスギスしたり、お客さんの態度に腹が立ったり、笑顔が無くなってきます。#お客さんに腹を立てるな

そんな大忙しの時に、その副店長さんはお客さんに見えない角度で『変顔』を決め込んで来たり、お客さんのところに料理を運ぼうとしてるのに軽く『通せんぼ』してきたり、“ちょっとふざける”の塩梅が絶妙に上手な人でした。#たまーにイラっとしたけど

忙しい時ほど絶妙な塩梅のユーモアで場の空気を丸くするその副店長が僕は好きでした。#元気にしてるかな?

今の現場の空気感も少しその時に似ているように思います。

林業の現場では、『命の危険』がつきまとうので、緊張感は常に高い状態にあります。

ウチの班長も仕事にはかなり厳しく、怒られるときもありますが、本当に勉強になる上司で、『良い塩梅のユーモア』を発動させるのもお上手です。

『仕事×ゲーム』の感覚

「〇〇の仕事を××までに終わらせなければいけない」とか「ノルマを達成しなければいけない」みたいに「~しなければいけない」を考えすぎてしまうと、仕事がどんどん楽しくなくなってきませんか?#僕は嫌です

林業の現場では、『工期』『搬出量』、『作業面積』とかいわゆる『ノルマ』があります。

いかに効率よくスムーズに作業を完了させるかは腕の見せ所で、仕事の早い班長から、その技術を盗むのに必死な僕です。#技術は盗賊並みに奪う

ですが、あんまり『ノルマ』に追われ過ぎてしまうと楽しくなくなるので、僕は脳内で勝手に『ゲーム化』してます。

僕個人のノルマはいっぱいあるのですが、例えば『伐倒(木を切り倒す作業)』の場合は、「木を倒したい方向に確実に倒して、かつ他の木を傷つけずに作業道まで引き上げる」のがミッションです。

この時の脳内イメージは『ボウリング』とか『ダーツ』のイメージです。

狙う対象があり、自分の技量で狙い通りにいくかどうかが決まる。

実際に伐倒したあと脳内で勝手に点数をつければ、まさにゲームです。

大前提として『安全第一』、『山は山主さんのもの』とか考えた上で、仕事をゲーム化して楽しんでいます。

重機に乗ってる間は『重機とのシンクロ率』とか『この木は“パターン青”』とかぶつぶつ言いながら作業してます。#エヴァ

『大きな嘘の木の下で』という本の中で、『仕事×ゲーム』について書いてあるのですが、とても参考になりました。

「仕事をゲーム化して楽しむ」という発想を使って、ただの「労働」から解放されることで、嫌々やっていた仕事も前向きに取り組めるかもしれません。

これは仕事に限らず、人間関係も子育ても『楽しむ』ということが大事なんだなぁと再確認出来ました。

『大きな嘘の木の下で』 はおすすめの本です。ぜひ読んでみてください。

『出世ゲーム』は楽しいですか?

『出世ゲーム』って言葉を聞いた事があります。

あくまで僕の勝手なイメージですが、『自分の時間や家族の時間、その他もろもろを仕事に費やして、出世を狙っている人』というのが『出世ゲーム』の言葉から感じるイメージです。

僕はつい最近まで「出世には興味ない」とか「出世したら責任が増えて、時間なくなったりするから嫌」とか考えていました。#時間管理は大事

ですが、この考えが大きく間違っていることに、とある記事を読んで気が付きました。#とある記事だったか、とある動画だったか思い出せない #致命的なミス

出世を狙うというより『属している企業にいかに価値を提供出来る“人財”になれるか』をより強く考えるようになりました。

企業や経営者視点で考えると当たり前なんですが、『成長意識のない、価値の低い社員をいつまでも雇い続けるか?』って考えれば、答えはもちろん『ノー』ですよね?#終身雇用の崩壊

僕の一番の使命は『家族を守ること』なので、会社から「あなたはもう必要ないですよー」と言われると、僕のミッションは失敗なんです。

なので『自分の価値提供』を強く意識して、それが結果『出世につながる』というのがきれいな流れだと考えています。

『出世ゲーム』ではなく『出世×ゲーム』と考え方を変えるのもひとつの手だと思います。

「出世、出世~!俺はスーパーエリートだぁ!!」って言ってる人にはなりたくないので、地道にコツコツとレベル上げをしていきます。#スーパーエリート

「〇〇をクリアするのに、あと2レベルくらい必要で、あのスキルを手に入れれば楽にクリアできそうやな~」みたいな感覚で、自分の現時点での経験値と、目標までに足りない技術等をゲーム化して考えたり、数字が得意な人は『数値化』してみたりすると、楽しく仕事に取り組めるのかもしれないですね。

『楽しいだけ』ではいけないのか?

仕事を楽しんで出来るようになると、自発的に考えて行動できるようになると考えています。

「前回はこうだったから次はこうしよう!」「この作業を一人でこなすにはあれを勉強しないと!」と前向きに取り組めるようになります。

『楽しい』は大事だけど『楽しいだけ』では問題があるかもしれません。

大前提として『安全第一』、『山は山主のもの。機械、道具は会社のもの』、『仕事は社会貢献のためにする』等々、他にも大事な『前提』がいくつもあって、それを踏まえた上でいかに楽しく仕事が出来るかが重要だと考えています。

『やったらやりっぱなし』は子供には注意するくせに、仕事になったら出来なくなるっておかしいですよね?#はい、すいません。僕のことです。気を付けます。

やらなければならないことはキッチリやって、かつそれを楽しく出来るように工夫が出来れば、どんな仕事でも楽しく出来ると思います。

では、逆で考えると、『楽しくない』と成長意欲も湧かないし、技術も進歩しないし、社会や会社にも貢献できなくなり、『不必要な人材』になってしまいます。

人間関係が原因で『楽しくない』のであれば、改善出来る場合と出来ない場合があるので、改善が難しい場合は転職もアリやと思います。

作業内容や業務内容は考え方で『楽しく出来る』かもしれないので、『仕事を脳内でゲーム化』するのはアリかもしれないですね。

まとめ

『楽しいだけ』ではダメだけど『楽しくない』のはもっとダメ

・『仕事×ユーモア』が大事

大忙しで、緊張しっぱなしにならないように、軽い冗談を言えるくらいの気持ちのゆとりが大事。

・『仕事×ゲーム』

楽しくない作業やルーティンワークなんかも『脳内で勝手にゲーム化』すれば楽しくなるかもしれない!?

・『出世ゲーム』ではなく『出世×ゲーム』

大事なのは出世ではなく、自分の価値を上げること。

努力や勉強をして、自分の価値を高めたことが、結果出世に繋がればきれいな流れで気持ち良いと考えています。

・『楽しいだけ』ではいけないけど、『楽しくないのはもっとダメ』

ルールやマナーを守った上で楽しく仕事をしましょう。

仕事が楽しめないと、守りたいものも守れないかもしれないので、前向きに楽しく仕事が出来るように工夫をしてみましょう。

とてお
とてお

僕はゲームの『コツコツレベル上げ』が得意なので、地道にコツコツレベル上げしていきます!#メタルスライム出てこい

最後まで読んでいただいてありがとうございました!(^^)

ほなまた~!

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