【新米林業屋×働き方】週休3日制にするために必要なことについて考えてみた

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週休3日制にするために必要なことについて考えてみた

どーも、新米林業屋のとておです!

こちらのブログでは新米林業屋の僕が林業初心者目線で林業についての情報を発信しています!

今回のテーマは【週休3日制】について!

『3日働いて1日休む』という働き方

先日ウェブ記事で気になるものがありました。こちらの記事です。

Yahoo!ニュース
Yahoo!ニュースは、新聞・通信社が配信するニュースのほか、映像、雑誌や個人の書き手が執筆する記事など多種多様なニュースを掲載しています。

『3日働いて1日休む』という働き方を導入した林業企業さんの記事でした。

そういう働き方もあるのかーと読んでいたのですが、僕個人の感想としては、若い人向けというより独り身の方向けなのかなー、という印象でした。

あくまで『3日働いて1日休む』という働き方を否定したいわけではない、という前提で読んでいただきたいのですが、僕は少し考え方が違います。

僕が林業に転職しようとしたきっかけは「家族との時間を増やす」、「土日祝日はお休み」という環境を作ろうと思ったからです。

子どもたちの学校行事に参加したい、子どもたちと休みが合わないとお出かけとか出来ない、というのが主な理由です。

上記の記事では『周りに気兼ねなく休むことが出来る』とのことなので、行事参加などは問題ないと思います。

ですが、日給制とのことなので、当たり前ですが休んだ分のお給料は発生しません。

そうすると、行事や用事が立て込んだときとかの月給が減ってしまうし、3日働いて1日休みのペースが固定されているとすると、休んだ分を取り返すことが出来ないのではないか、と想像しました。

その月の出勤日数が決まっているので、「この日休む代わりにここは働こう」という柔軟性は奪われてしまっているように感じました。

家族、子どもたちがいる環境の方には少し難しい働き方かもなーと僕は思いました。#ほんとに否定したいという意図はありません #あくまで僕の環境でのお話です

『週休3日制』についてずっと考えている

僕が以前からずっと考えているのは『週休3日制』です。

土日祝の休みと平日にもう一日休みを取るという考え方です。

例えば、水曜日に休みを取れば、2日(月火)働いて1日休み、2日(木金)働いて2日休みになります。

月曜か金曜に休みを取れば毎週3連休です。

これを実現するためにどうすればいいかを考えているわけですが、「1日8時間労働×5日=40時間」というのを「1日10時間労働×4日=40時間」にするというのが1番シンプルかなと思います。

で、この働き方、従業員側にも企業側にもメリットがあると思っています。

まずは従業員視点から。

僕が以前から「もったいない」と感じているのは移動時間!

家から現場までの移動時間が平均で往復2時間かかっているのですが、「2時間×平日5日=10時間」も移動時間に費やしていることになります。

もう、これが本当にもったないなと感じています。

週休3日制というのは単純に休みが増えるだけでなく、無駄な移動時間が減るということ。

また、移動は車の運転をしているわけですから事故のリスクも減少します。

作業の面では、連続して作業が出来るので、体力、集中力などはしんどいかもしれませんが、作業の進みは良くなると考えます。

その理由は、毎朝現場まで通勤して、準備して、作業して、片付けるというルーティンがあり、この中の「準備と片付け」の時間を短縮して作業が出来ると考えるからです。

準備と片付けって意外と時間かかったりしませんか?

また、その日の注意事項や連絡事項を話し合ったり、世間話で盛り上がったりと、話してる時間も結構長いような気がしています。#早く作業入りたいなーってもじもじしてるときがある

小さな時間も積み重なれば大きなものとなります。

連続して作業を行うことでそのあたりを解消できるのでは、と思います。

1日10時間労働はとても大変かもしれませんが、その分休みが1日増えるので問題ないと思います。#休み多い方が良い!!

では、お次は企業側視点。

先ほどの従業員視点と同様の観点なのですが、移動にかかる費用を節約できます。

車の移動時間が長くなればなるほど、燃料代、車のメンテナンス代が多く発生します。

また、従業員の自動車事故のリスクも軽減できるので、こと移動に関しては、従業員も企業もウィンウィンの関係にあると強く強く感じます。

先ほどの「準備と片付け」も同様で、毎日のスタッフのアイドリング時間も機械のアイドリング時間も短縮できるわけですから、作業効率も単純に考えれば上がると思います。#スタッフのアイドリング

移動に関してばかりになるのですが、山の中の作業現場というのは車では行けないところもあるので、車から実際の作業場所までの移動時間というのも発生します。

一日の労働時間を増やすことで、車から作業場所までの移動時間も少なく出来るはずです。

ここでデメリットや問題点について考えてみます。

デメリットとしてはやはり、1日10時間労働というのは作業員の体力がきついところでしょうか。

体力や集中力の低下で発生する事故が増える可能性もあるかもしれないとは感じますね。

10時間労働でヘトヘトになり、帰り道の車移動では強い眠気と戦わないといけないかもしれないです。

10時間の勤務時間帯を考える時、やはり明るい時間に仕事がしたいので、「6時半~17時半」くらいの時間がいいのかなぁと考えるのですが、冬場などの日が短い期間は暗い中での作業が発生するかもしれません。

現場によっては作業できない時間帯もあります。

作業現場の近くにお家がある場合、早朝や夜間はチェーンソーや重機などの大きな音を出すことが出来ないので作業が出来ません。

また、元請け会社の理解を得られなければいけません。

下請けで作業をする場合、基本的には元請け会社の指示に従うことになるので、おそらく変則的な作業時間というのは認めてもらえないでしょう。

ここで、そもそものお話をしておくと、週40時間労働さえ守れば労働基準法から外れないのかどうかというのは一旦横に置いた上で、新しい働き方の妄想をしています。

細かーいところを詰めていけば僕には想像も出来ないような問題もあると思いますが、新しい働き方とか新しい作業方法とか、今までの常識の外にあるものに興味があるのです。

「週休3日制」について色々考えてみたのですがいかがだったでしょうか?

週休3日制について調べていると、結構色んな本が出てる事に驚きました。

大好きな『水曜どうでしょう』も本出てる!!

今後ももっともっと柔軟な働き方や考え方というのが大切になってくると思います。

なるべく頭を柔らかくして、たくさんの事を取り入れていきたいと思います。

今回はこのへんで。

本日もご安全に!ほなまた!!

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コメント

  1. はじめまして。
    フォレストジャーナルから飛んできました。
    これから過去の記事も読ませていただきます。
    これは俺の考え方ですが。週休2日でも3日でも4日でも構わないと思うんです、収入が生活する上で足りれば。土日だけが休みでも、参観日とか行けないでしょうし、平日が休みだと家族と遊びに行けない。
    死亡事故が多い危険な作業なのに日当が安すぎると思ってます。
    50手前のオッサンですが、若い人たちが収入面でも満足できるような収入を得られるようにならなければと思っています。
    1日に10時間とか、俺は無理です体力的に。8時間でもきついです。

    じゃ、どうやって収入を増やすのか、その答えは全然出てないし、うっすらとも見えてないですが。

    とりあえず、お互い怪我無く続けられるよう、頑張りましょう(*´▽`*)

    • toteo1202 より:

      はじめまして!コメントありがとうございます!
      確かにおっしゃる通りです!
      危険度の割に日当は安いし、1日10時間労働はそのキツさが想像できますよね…。
      「柔軟な働き方」として、同じ会社内で色んな働き方を選べるようになればいいなぁと感じます。
      ぶっ通しで働き続ける方もいれば、週に3日しか働かないとか、そういう柔軟性を提案していく事で新たに林業従事者が増えれば、各方面から林業への関心が高まり、ゆくゆくは林業界の収入アップに繋がるかも…とあわ~い期待を抱いていたりします!
      ちなみに参観日などは有休使ってます!
      とにかく安全第一で頑張りましょう!!ありがとうございました!
      本日もご安全に!!

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