【新米林業屋×チェーンソー】チェーンソーの『ガンマーク』使い方って知ってますか?

チェーンソー
とてお
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どーも、新米林業屋のとておです!

今回のテーマは【チェーンソーの『ガンマーク』の使い方】についてです!

チェーンソーの『ガンマーク』使い方って知ってますか?

ガンマークってなんですか?

チェーンソーの本体には『ガンマーク』という印がついています。

『ガンマーク』は伐倒(木を切る作業)の際に使います。

木を倒したい方向に倒すための目印ですね。

ガンマークの使い方は、『木を倒したい方向を確認して、その方向にガンマークを合わせる。』 

…というとてもシンプルなものではあるのですが、この『ガンマーク』結構くせものなんです。

メーカーや機種によって『ガンマークの角度』が違う

ハスクバーナ・ゼノア ハスクバーナ・ゼノア チェンソー G5201HP-RSP18 【2梱包】 967933572

ガンマークを伐倒方向に合わせるだけで、その方向に倒れるかというとそうではなくて、『メーカーや機種によってガンマークの角度が違う』そうです。#ややこしいんです

『ガンマークの角度』についてはここでは詳しく説明しません(出来ません)が、「ガンマークにはクセがある」ということだけ知っておいてください。

というのも、ガンマークの存在を知ったのが、実際にチェーンソーで伐倒作業をし始めてから数か月がたった頃だったからです。#遅っ!!

僕はガンマークの存在を知らずにずっと作業をしていました。

ですので、ガンマークというものがあると知っておくだけでも、初心者の方には有益だと思います。

ガンマークの存在自体は僕の班の班長に教えてもらいました。

「ガンマークちゃんと見てるか?」って聞かれたのがきっかけですね。

『ガンマークの角度』については林業仲間に教えてもらいました。#飲みの席で

僕のような林業初心者は特にですが、ガンマークについて知らない方や教えてもらってない方が多いのではないかなぁと思っています。

初心者側からすると「知らないことは質問すらできない」からです。#だって知らないんだもの

自分から情報を獲得していくか、誰かから情報を教えてもらうかしないと、「知らないまま」で終わってしまいます。

ガイドバーの取り付け方でガンマークの角度は変わります。

ガイドバーはソーチェーンを取り付けるバーのことです。

ガイドバーの取り付け方は『バーの先端を持ち上げる』ような状態で取り付けると教わったことがあります。

ガイドバーが『正常な位置』にあるときに対してのガンマークなので、バーの取り付け方次第ではガンマークの角度は変わってしまいます。

この点も注意が必要ですね。

ガンマークの必要性

ここからが、本題というか一番話したいことなんですが、僕自身、「チェーンソー本体にあるガンマークは一切無視」してます。

ガンマークを教えてもらってからガンマークを意識して伐倒をしていましたが、色々試してみても上手くいかなかったからです。#あくまでも僕の場合の話です

結局、ガンマークを使ったとしても伐倒方向にマークがちゃんと向かっているかどうかは主観というか、自分の目で見ているわけなのでズレが生じます。

人間の視覚はあんまり当てにならないというのと、切る位置や環境でガンマークが「見やすい・見づらい」が発生します。

ひらけているようなところではガンマークを使って照準を合わせやすいですが、木が混みあっているようなところだと、照準が合わせにくく感じるときがありました。

とはいえ、照準を合わせるための基準となるものは大事だと感じたので、色々試行錯誤してみました。その結果見つけたのがガイドバーの『メーカーロゴ』です。

発見!「僕なりのガンマーク」

僕はハスクバーナのチェーンソーを使っているのですが、ガイドバーには『Husqvarna』とメーカーのロゴが印字されています。

このメーカーロゴが『ガイドバーと平行』に印字されているのと、 『Husqvarna』『H』の文字がガイドバーの『中心あたり』に印字されているのを利用して「僕なりのガンマーク」にしています。

『Husqvarna』 の『H』の文字を自分の狙っている伐倒方向に合わせる。

『H』の位置から照準を合わせる事で、木が混みあった中でも狙い通りに切れるようになりました。

万が一、ガイドバーの取り付けが不十分だったとしても、『ガイドバーとロゴが平行』なので、『H』を基準に考える事ができます。

この「僕なりのガンマーク」は大成功で、ほぼほぼ狙い通りに切れるようになりました。#面白いくらいに上手くいってます

ですが、問題点もあります。

まずはやっぱり『視覚頼り』なところです。

照準合わせはあくまで『主観』なのでズレは発生します。

この点は問題点というより、そもそも改善した方が良いポイントかもしれません。

たとえばチェーンソー本体に「レーザーポインター」みたいなものを取り付けておけば、自分の狙っているところに『赤いレーザー』が見えるのでズレは少なくなりそうですよね。#もしかしたらそういうものがすでにあるのかもしれませんが

こういう感じのイメージ↓↓↓

もうひとつは、『真っ直ぐなロゴが必須』というポイント。

『Husqvarna』は文字が『真っ直ぐ(水平)』なので、ガンマークにしやすいのですが、『STIHL』とかは文字が斜体で印字されているので、狙いにくいかもしれません。

ただ、僕も林業初心者なので、ハスクバーナ以外のチェーンソーを使った事がありません。#経験不足

文字が『斜体』でもやりやすいかもしれないし、そもそも『STIHL』のガンマークが狙いやすいかもしれないので、『自分に合った伐倒方法』を模索していきましょう。

ちなみに「僕なりのガンマーク」に関しては、『ガイドバーと平行な基準』があれば使用可能なので、ガイドバーに自分で『マーキング』すれば基準は作れると思います。

まとめ

ハスクバーナ エンジン式プロフェッショナル・ソー 543XP [ガイドバー45cmPX (18インチ)][チェン95VPX]

・チェーンソーには『ガンマーク』という印がある

・ガンマークは伐倒方向へ倒すための『照準』

・ガンマークはメーカーなどによって『角度』の設定が違う

・ガイドバーの取り付けが不十分だとガンマークは機能しない

・『自分に合った伐倒方法』や『自分なりのガンマーク』を考えてみるのもひとつの手


『ガンマーク』に関して、色々な方が様々な意見をもっておられると思います。

今回の記事では「僕なりのガンマーク」について書きましたが、あくまでも「たくさんあるうちのひとつの情報」なので、「あれが正しい」とか「これは間違っている」とかそういうことではなくて、『自分にあった方法』を探していくなかで少しでも参考になればいいなぁと思い書いてみました。

「伐倒が上手く出来ない」とか「狙い通りに倒れない」という方は一度試してみてください。

また、ご意見や感想等ございましたら、コメントをしていただけたらと思います。

とてお
とてお

今回はこのへんで!

伐倒作業は林業の中でも『主役級』のお仕事なので、色々試行錯誤してがんばりましょう!!

少しでも参考になれば幸いです!!

最後まで読んでいただきありがとうございました!

ほなまた!!

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