【新米林業屋×読書×思想】『家族との時間を大事にしながら、家族をより幸せにする』ためには

『家族との時間を大事にしながら、家族をより幸せにする』ためには

空いた時間を見つけては読書に励んでいる。

まとまった時間が取れない訳ではないけど、まとまった時間が出来たら出来たでほかの用事をしてしまう。#サボっちゃう

最近ハマっている『四角大輔』さんの本を読み始めた。

大好きなキングコング西野亮廣さんとの対談が読みたかったのが目的だったが、他の旅人のエピソードにも心を打たれた。

そして、それをどう自分の仕事や生き方に反映できるかを思考している。

モロッコのおじさんの話

作中、モロッコで出会った鞄屋のおじさんの話が出てくる。

『鞄屋のおじさんはとても聡明で、優秀なのにどうして単純な仕事をしているのか？鞄を売るだけで楽しいのか？』

と疑問を持った旅人が、鞄屋のおじさんに対して、

「こんな仕事をしていて満足なの？もっと有意義でお金を稼げる仕事が絶対にあるよ」

と投げかける。

すると鞄屋のおじさんは、

「俺には愛する嫁と3人の子どもがいる。毎日みんなでごはんを食べる。こんな幸せなことはないだろう！」

と、旅人に告げる。

旅人と鞄屋のおじさんのこのやり取りにただただ感動した。

旅人の気持ちもわかるし、鞄屋のおじさんの話はグサッと突き刺さった。

今日僕は奥さんにお願いをして、ハンバーガーを作ってもらった。#ありがとう

中身がこぼれるくらい大きなハンバーガーを子どもたちと一緒に一生懸命ほおばった。#めちゃくちゃ美味かった

もう、幸せ。この上なく幸せな休日だった。

モロッコの鞄屋のおじさんの話が胸に突き刺さったまま食べたハンバーガーは、この上ない幸せを僕に運んできてくれた。

一方、旅人の気持ちもわかる。

というより、こんなに幸せな気分にしてくれる家族に対して、もっと幸せにしてあげたいという気持ちが湧きあがってくる。

もっとお金を稼いで、有意義な生活をさせてあげたいという気持ち。

でも、『今のままでも十分幸せじゃないか』という気持ちが共存していて、なんだかムズムズする。

モヤモヤとした気持ちにはなるが、こうやって色々と考えるきっかけになるのが読書の良いところだと感じる。

結局はバランスが大事

1日に使える時間は24時間。

その時間の配分、バランスをいかに上手に取るか。

『お金を稼ぐ』に時間を割けば、『家族との時間』は少なくなる。

『家族との時間』を増やせば収入は減る。

ここの真ん中をズドーンと貫ければいいと考えている。#ずどーん

貨幣経済である以上、働かない訳にはいかないが、何のために働いているかを見失ってはいけない。

僕にとって今一番大事なのは『家族との時間』で、こうやって定期的に書き出したりすることで見失わないように心がけている。

技術のアップデートは目的につながる

仕事に本気になるためには、目的をしっかり持つこと。

『家族との時間を大事にしながら、家族をより幸せにする』

この目的を達成するためには、時間のバランスに気をつけながら、仕事にも本気にならなければいけない。#真面目に働いてますよ？

技術のアップデートや、知識を蓄える事で、少しでも自分の価値を高めることが出来れば、僕の『時間単価』は上がる。

年功序列や勤務年数とかじゃなく、実力で『時間単価』をあげられるように努力・工夫をする。#言ううのは簡単

今までと同じ時間、もしくは少ない時間でより稼げれば、より多くの時間の確保ができる。

同じような考え方の人が職場にいれば尚良いのだけど、色んな人と直接会って色々な会話をしたりする機会を作れないのがもどかしい。#新型コロナめ

でも、あくまでバランスを取るのが大事で、仕事仕事にならないように気をつける。

目指すのはモロッコの鞄屋のおじさんの境地。

今ある幸せを堪能しながら、アップデートしていこう。