ほぼ一日中、ずーっと画面を見続けていた気がする。
昼間に子どもたちと一緒に「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」を観て、夕方からは大晦日の特番と紅白歌合戦をコロコロ切り替えながら、気がつけば年を越していた。
新しい年を迎える頃には子どもたちは眠っていて、妻も知らぬ間に眠っていた。
マリオの映画も最高だったし、子どもたちも最後まで飽きずに楽しんでいた。
WBCの特番の「LIVE」の文字は誤解を生みそうだなーとか思いながら、食い入るように観てしまった。
CMのタイミングで紅白歌合戦にスイッチする。
お目当ては「Mrs. GREEN APPLE」と「Ado」。
WBCの特番を観ながら、ミセスとAdoを見逃してしまわないようにこまめにチャンネルを切り替える。
昔は年末年始の特番は「ビデオテープ」に録画していた。
録画している番組は後で観れるので、録画していない方の番組を集中して観ていた。
今も録画ができるデッキはあるが、もう何年も稼働していない。
「後で見よう」と録画した年末年始の番組を、結局一回も見ずにデータを消去したりすることが増えたからだ。
ふと、「デッキ」という言葉は通じるのだろうか?という疑問が浮かぶ。
「ハードディスクレコーダー」などのテレビ番組を録画する機械のことを「デッキ」という人は、きっと同世代かそれ以上の世代だと感じた。
可処分時間が限られている中で「録画したものを後で観る」というのは優先順位が圧倒的に低くなってしまう。
特に、紅白歌合戦は大晦日に観るから良いのだ。
特番も、放送しているときに観るから楽しめるのであって、録画してまで観ようとは思わない。
子どもたちも大晦日の特番より、YouTubeで「マイクラ動画」を観る方が優先度が高いのだ。
テレビ番組は観なくなってしまったが、紅白歌合戦に出ているアーティストやバンドは、名前も曲も知っているものばかりだった。
テレビを観ていなくても2023年に流行っていたものなどは、主にインターネットを通じて、知ることが出来ていたということだ。
子どもたちの間で流行っているものにはなるべく敏感でいたい。
親子のコミュニケーションには「流行りを知ること」というのが重要であるように思うからだ。
会話のきっかけ、共通の話題、流行りを教えてもらうことで新しいことが学べる、など、「流行りを知る」というのは親にとってメリットがとても多いように思う。
子どもたちと「マリオ」や「ミセス」、「大谷」の話で盛り上がれるのは僕としてはとても嬉しいことなのだ。
これからもどんどん世の中は進化していくし、新しいものがどんどん登場する。
子どもたちも成長し、僕の理解出来ない情報を投げかけられることも増えていくのだろう。
日々現れる新しい情報にどこまで食らいついていけるのだろうか。
子どもたちが仕入れてくる情報に、なるべく食わず嫌いせずに、柔軟に対応出来る父でありたいと、新年を迎え、改めて決意した。
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