【やる気のない人が長時間働いたってスキルアップはしないと思う】新米林業屋とてお

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【やる気のない人が長時間働いたってスキルアップはしないと思う】

どうも、新米林業屋とておです。

新米林業屋の僕が林業についての情報や 仕事や子育て、人生について考えていることや感じていることなどをお話ししています。

今回は、前回のお話の続きをしていきたいなと思います。

前回は、【責任と仕事量だけが増えて給料が上がらないなら出世なんてしたくない】というタイトルでお話をさせていただいたんですけども、これは僕の中では全然ネガティブじゃなくて、仕事のことを真面目に考えたから、真面目に考えているからこそたどり着く一つの答えというか選択肢だと思うんですね。

この「責任と仕事量だけが増えて給料上がらないから出世なんてしたくない」ってネガティブなワードに聞こえますよねっていうよりかはネガティブですよね。

でも僕の中ではそうじゃなくて、真剣に考えているからこそ、ちゃんと反映してほしいというか、真面目にやりたいからこそ、それは反映してよねっていう。

ちゃんと結果も出すから、結果出せないんだったら下げればいいし、給料ね。結果出してるんだったら上げてよねっていう。

それが「結果出してるのに上がってない人がいるよね」っていう現実があるから魅力を感じないんだよね…っていうお話だと思うんですよ。

前回のお話もちょっと長くなっちゃったんで、今回はもっと深く考えていきたいなと思っております。

真面目に考えているっていうのは、「責任が増えるから嫌だ」、「仕事量が増えるから嫌だ」っていうことじゃなくて、「責任も増えていいし仕事量も増えていいけど、ちゃんと対価はお支払いしてくださいね」っていう当たり前のお話なんですよね。

で、今現時点でもらっている給料に僕は満足しているんですね。だからこれ以上いらないから今より責任、重たい責任はいらないし、今より仕事量増やさなくてもいいんですよ。

これは人によって変わるじゃないですか。その人の生活とか価値観とかで変わってくると思うんですけど、僕は現状で満足している。

だからといって向上心がないかって言ったらそうじゃないんですよ。

新しいことにはどんどん挑戦していきたいし、今現状やっていることのスキル、そのスキルアップ、アップグレードしたり、そういうことはしていきたいんですよ。

でも「あくまで勤務時間内でね」っていう、その中でできることを頑張ろう、その中でどんどんスキルアップしていこうっていう。向上心がないわけじゃないんですよ。あるんですよ。

それをなんとなく、「多分勘違いされるんだろうな」って思ったんですよね。

前回のお話の中でもちゃんと説明をしていますが、仕事が嫌いなわけじゃなくて、仕事は好きなんですと。働くことが嫌なんじゃなくて、全然働きたいんですと。

でも、無駄な責任と、ただ仕事量が増えるだけっていうことに対して思うところがあるっていうお話なんですよね。

仕事は好きだし、向上心はあるし、でも、今現状のお給料で満足しているから、これ以上無駄に重たい責任と、今以上の仕事量、という意味での負荷が必要ないというか、うまく伝わっているかわかりませんが、このバランスなんですよね。

向上心があるから長い時間働かないといけないのか? 違いますよね。僕は違うと思っています。

向上心があるからタダ働きしないといけないのか?要は残業代とか無しで、そういうの関係なく 「スキルアップしたいんやったら残業代とかそういうこと言わんともっとがむしゃらに何時間でもサービス残業して働きや」っていう論理って破綻してませんか?っていうところなんですよね。

払うものはちゃんと払おうよっていう当たり前のことだと思うんですよね。

そうやって向上心があって「残業が何時間でもお金なんていらないですよ」っていう人がいたとしたら、会社にとってみればそういう人こそ重宝したいわけですよね。

そういう人がどんどんスキルアップして、技術力も確かなものがあって、会社としてはその人のおかげで仕事が回る。なら手放したくないですよね。

その人をいつまでも安い給料で雇ってられないですよね。

そんなにも向上心がある人を安い給料で雇っていると、いつその会社から出ていくかわからないですよね。転職であったりとか独立であったりとか。

ならそれ相応のもの、わかりやすいのがお金ですよね。そういうところで解決していった方がいいんじゃないかなって思うわけです。でも払わないから希望はないよねっていうお話なんですよ。

ちょうどね、ついさっきSNSを見ていると…これどうなんですかね。まだ「Twitter」でいいんですか。それとも「X」なんですかね。ちょっとわかんないんですけど。

TwitterもしくはXっていうSNSを見ていて、『岩井勇二郎さん』という方のツイートが流れてきてですね。その方のツイートを読み上げます。

『いまの若い人達は働き方改革で休みはちゃんと取って残業しない環境になってきてる訳だから 長時間労働を武器にスキルアップをしてきた我々昭和オッサン世代に比べて仕事の質をかなり上げていかないと成長速度は劣るよなあ。というツイートをされていたんですね。

これについてはよくわかるというか、長い時間働いた方が技術は身につくと思うんですよ。量やれば身につくと思うんですよ。

そこに関しては「たしかになあ」って、長い時間働いた方がいいよねって思うんですけど、これ結局人じゃないですか?

長時間労働をしているからスキルアップに繋がるのか?繋がるところはあるかもしれないけど、その働いている本人のやる気じゃないですか?

どんなに短い時間であっても、どんなに長い時間であっても、結局その人にやる気があるかないかで全然変わると思うんですよね。

言い方の問題で、例えば、長時間労働ができなくなってきた今だからこそ、短い時間で仕上げないといけない、残業代もつかないしね。だから早く帰りたいわけですよ。だから頭を使うわけですよね。

この短時間で残業代もつかない、だからこそきっちり切り上げたい。どうやったらそれができるんだろうって必死に頭を回すんですよ。

そのためには、こういう技術が必要で、今の自分自身の技術がここまでだから、次はここにステップアップをしないと、この時間では帰れないんだっていう答えにたどり着いて、次のステップを目指していく。

これはやる気があれば、向上心があればそこにたどり着くはずなんですよ。と僕は考えています。

やる気のない人がいくら長時間働いたって、仮に「毎日12時間働いているやる気のない人」と「むちゃくちゃ向上心がある人できっちり8時間で帰る人」、4時間差があったとしても多分向上心がある人の方が短時間で結果出すと思うんですよ。

やる気のない人がどんだけ長い時間働いたって、結果多分出さないと思うんですよね。

結局は人なんじゃないかなって、やる気でしょっていうところに僕は考えが行き着いてしまうんですよね。

だから、出世したくないわけではなくて、スキルアップしたくないわけでもなくて、 向上心はあるけど、でもそこに希望がないというか、どんだけ頑張ったって今とそんなに変わらないんでしょ?って。お金の話ですよ。

給料が2倍3倍になるんであれば、実際に数字で、仮にむちゃくちゃ結果出したとしても多分変わらないんですよ。そこに希望がないから、なんとなく働いていて感じるというか。

「お前の給料が上がらないのはお前が結果出してないからや」っていう意見もあると思います。

まさにそうだと思うんですよ。僕はたぶん結果出してないから上がってないわけであって。

で、僕は別に上げてほしいって言ってないんですよ。そこが問題になんじゃなくて、今の給料で満足してるから今のままがいいんですよ。

でも勤続年数が上がってくると、そういう仕事の幅を広げていこうという動きはあると。そこに対して思うところがあるっていうところですね。

仕事の幅を広げるのはいいんですけど、でも時間はきっちりしてくださいね。もしくは、今より残業をしないといけないんだったら、ちゃんと残業代つけてくださいね。現状残業代ついてないから。そこが問題なんですよ。

1時間早く帰ろうが、1時間遅く帰ろうが給料変わんないんですよ。もうおかしいじゃないですか。

だから、そういう「残業代はちゃんとつける」とか、「結果を出したらちゃんと反映する」とか、そういうところがないのであれば、やっぱりきっちり帰りたいですよね。

ちゃんと時間内にきっちり仕事を終わらせて帰りたい。とにかく早く帰りたい。僕は早く帰りたい。

そのために、どうやったら早く帰れるんだろう、どうやったらきっちり帰れるんだろうって頭をフル回転して、なるほどこういう技術がいるんだ、なるほど次はこういう仕事に手をつけていけばいいんだ、こういう観点も必要なんだってどんどん自分の視野を広げていって、吸収できるものをしっかり自分で考えてスキルアップにつなげていく。

「長時間労働することができないからスキルアップができない」っていう考え、違和感を覚えるのはそこなんですよね。

向上心がある、やる気があるかないか、もうそこなんですよ。

で、「会社と従業員との考えのズレ」を埋めていくためにはヒアリングだと思うんですね。

結局、一人一人のやる気であったりとか、お給料の面とか、労働時間の面とか、そういうのをちゃんと会社と従業員でお話しする機会を設ければいいと思うんですよね。一人一人ね。

その時間もないんですよ。面談みたいなものも今の会社にはないし、お話しできないですよね。

だから会社と一人一人従業員で話し合って、会社側からね、「あなたはどういう働き方をしたいですか?」「今の仕事量で満足してますか?お給料で満足してますか?」「もし、もっともっと働きたいとか言うのであれば、ちょっと働き方を考えてみて、もっともっとスキルアップをしてみたいとかであれば、もっともっとこういう方法を取り込んでやってみましょう」とか。

それか、「今もう現状で満足しています」っていうのを従業員側から言えば、「なるほど、わかりました。じゃあ、今のペース、今の仕事量、今の責任量でできる仕事の範囲でなるべくたくさん会社に貢献してくださいね」とかね。

そこはもう一人一人、ライフスタイルも違うし、考え方も違うし、必要な金額、必要な時間、そこは一人一人違ってくるんで、そういう話し合いをすればいいと思うんですよね。

人それぞれに合わせた仕事の割り振り方っていうのを考えて、チームを構成したりとか。

この人とこの人の考え方が近いから、ちゃんとチームを合わせてあげて、大体これくらいの仕事量をこなしてもらおうとか。

もっとね、いけいけー!っていうこう感じの、「向上心の塊」みたいなチームを一つ作ってみようとか。

この人たちはもう、おそらく、相乗効果でどんどんどんどんスキルアップしていくだろう。だから、このチームにガンガンガンガン仕事やらせて、そこで成熟してきたスキルっていうのを周りに分け与えていく、広げていく。

あんまりひとつのチームに「出来る人」がグッと固まってしまうと、そこだけが伸びてしまって、他のチームの技術が上がらないっていうことも起こり得ると思うので、だから、ある程度成熟してくれば、そのチームも分解して、そのチームにいた3人なり4人なりが、それぞれ自分のチームを持って、自分と同じような向上心を持った人たちを育てていく、みたいな形にするとか。

そういうのを会社と従業員がきちんと話し合いをして、「どれくらいのモチベーションで仕事に取り組んでくれるのか」っていうのをちゃんと話しすれば、「必要な金額がどれくらいなのか」とか、「会社としてはここまでやってほしい」とかね。

そういうお話し合いをすれば、ズレは生まれないんだろうなって思うんですけど、それがないからズレが発生するんですよね。

解決策…解決策じゃないけど、僕自身みたいにね、「時間きっちりやりきりたい」っていう人もいれば、「お金なんて別にいいんで、どんどん技術取り入れたいんで、何時間でも働きますよ」っていう人もいるんですよね、実際に。じゃあもう合わないじゃないですか。もし同じチームにその人がいたら。

やっぱりそういうところでズレが生まれるんで、ズレが発生しないように仕組みを作る。

そのためには話をしようね、コミュニケーションを取らないといけないよねっていうようなお話なんじゃないかなと思うんですよ。

結局本人にやる気があるかないかで、長時間労働しようが、時間が短かかろうが、スキルアップしたいと思っている人はスキルアップしていくし、やる気のない人はやる気ないし、やる気のない人にやる気出せって言っても、人は変わらない。変えられるのは自分。

今回も長くなってしまった…まだちょっと話し足りないんで、もしかしたら次回もちょっと続きでお話をするかもしれませんが、今回はこの辺で。

すみません、ちょっと長くなりました。参考になれば幸いです。

今、部屋にゴキブリさんが出たので、今から退治しようと思います。

本日もご安全に。ほなまた。

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