どーも、新米林業屋のとておです!
今回は【その作業本当に必要?今やらないといけないこと?】についてのお話!
その作業本当に必要?今やらないといけないこと?
今入っている現場の作業も終盤戦。#9回裏1アウトくらい
何も問題が起きなければあと3、4日で終了しそうな流れ。
そんな大詰めのタイミングで『作業道の補修』が入ることに。#同点ホームランで延長戦に
たしかに、早めに梅雨に入ったので、雨で道はグズグズ。
とはいえ、あと数日で作業が終わる。
『補修作業』が入ると、そのための重機やトラックが入ってくるので、僕たちの作業の段取りは大幅に変更。
一旦別の現場を挟んでの作業になる可能性もある。#中途半端~
なぜ、このタイミングなのか?
班長曰く、「事務所の人間は現場をわかっていない」#事件は現場で…
とのことだが、本当にそうだろうか。
運搬トラックの先輩も「もうすぐ作業終わるんやから待てばいいのに」
と言っていた。
誰がどう見たって、ほんとに終盤戦。
誰がどう見たって、このタイミングはおかしい。
なにか理由があるはずだ。その理由を考えてみよう。#名探偵
補助金がらみ?
林業の作業には『補助金』が発生するものがある。
詳しくは僕も勉強中の身なのでお話しできませんが。#早くいっぱい情報欲しい
ですので、ここからは僕の推察。
・作業中と作業後で『道の補修』の補助金の額が変わるのかもしれない。
通常の作業の流れを考えれば、木を切って運搬して、全部の材を出しきったあとで、最終的に道の補修をかける。
作業中に道の補修をしても、きれいになった道の上で再度作業をするわけなので、また補修の必要が出てくるかもしれない。#二度手間よね?
にも関わらず、無理やりとも言えるこのタイミングでぶっこんでくるのは、【作業中と作業後で『道の補修』の補助金の額が変わるのかもしれない】と考えると筋が通る。
道の補修自体に補助金が出るのかはわからない。
補助金の額が変わるかどうかもわからない。
ので、完全なる推測。
でも、理由としてはそんなに遠くない気がする。
年度末だから?
次なる推測は『年度末の調整』
冒頭で書いた通り、あと数日で僕たちの作業は終わる予定でしたが、作業が終わってから道の補修作業に入ると、『年度またぎ』もしくは『新年度の作業』になります。
それを阻止するために、なんとか年度内に作業を終わらせるために、強行策に出たのかもしれません。
タイミング的には『補助金』よりも現実的な理由かな?と感じています。
ただこちらも、事務の実務内容は知らないので、憶測でしかありませんが。
現場に伝えないのはどうしてだろう?
本当に『事務所の人間は現場の事をわかっていない』のだとすれば、ただただ残念なことですが、
『現場の人間は事務所の事をわかっていない』
と思われないようにするためにも、こうやって相手の状況を考え、推測し、ネガティブになるのではなく、ウィンウィンを目指すのが得策かと僕は考えています。
では、僕の推測が当たっていたと仮定します。
『補助金』でも『年度末』でも、何かしらの理由があり、無理やりなタイミングで補修作業を行わなければならなかったと仮定します。
では、その事実をなぜ現場に伝えないのか?
急な予定変更は現場の人間からするとかなりストレスが高いことです。
自分たちの作業をスムーズにするため、予定通り・予定よりも早く終わらせるために段取りを組んで、作業をする。
それは会社に利益をもたらすためでもあるから、その予定を事務所側に壊されるわけなので、ストレスや不満が溜まってしまうのは仕方のない事だと思います。
「今回はこういう理由があって、仕方なくこのタイミングでの作業となりました。現場の方にはご迷惑をお掛けしますが、ご理解ください」
って伝えてくれれば、現場の人間の理解も高まるはず。
「ああ、今回は補助金が増えるのね。やったやん。」
とか
「今回の作業は年度末ギリギリやから去年みたいに急な無茶振りがくるかもしれないから、それを頭に入れて段取りを組もう。」
とか、めちゃくちゃポジティブに話が進むし、なにより会社の為になるはず。
現場に事実を伝えるだけでこんなにも気持ちが変わる。
では、なぜ伝えないのか?
伝えないことのメリットはなんなのか?
正直、ピンとくる答えが見つかりません。
するとやっぱり、
『事務所の人間は現場の事をわかっていない』
という理由が結局一番しっくりきてしまう。
今回は僕の推測、仮定をもとにお話しているので、事実はわかりません。
ですが、大事なことは『思考停止にならないこと』だと思います。
ただただネガティブな気持ちで思考を止めてしまうと、自分の為にも会社のためにもなりません。
常に改善策を考えながら行動することで、いい方向に変わるかもしれない。
今回の件について、上の人に聞く機会があればちゃんと聞いてみようと思う。
今回はこのへんで!!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
ほなまた!!
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