どーも、新米林業屋のとておです!
今回は【ウッドショック】のお話!
ウッドショックについてあれやこれや
今、林業界で色々話題になっている『ウッドショック』
今回は『林業初心者』の僕が気になったことをつらつらと書いています。
勉強不足は百も承知で書いていますので、ご容赦いただければと思います。
#とか言い出したら僕の記事全部、『ご容赦ください』案件やと思います
色んな記事を読みましたが、田中淳夫さんの辛口コメントが好きなので、こちらの記事を参考に。
林業に携わっていなかったら
林業に携わっていなかったら『ウッドショック』というワードを受信していただろうか。
新米・初心者とはいえ林業関係者。なるべく情報収集には注力しているつもりです。
では、林業に携わっていない人から見た『ウッドショック』ってどれくらいの人がピンと来るのだろうか。
夕飯時、同居しているじいちゃんから「ヒノキの価格が8割上がって、スギが3割上がったらしいなぁ」とニュースで流れてきた情報を教えてくれた。
これは僕が林業従事者だからなのか、単純にニュースの話題に触れたのかは定かではない。
仮に林業に携わる前の僕がそのニュースを見たのなら、「へー。」で終わっていたと思う。
おそらくたいていの人が同じようなリアクションになるような気がする。
だが、『家を建てる』ことを検討している人や、『家を建て始めている』人たちにとっては重要な話題になる。
『家の価格』や『家の完成予定時期』等にもろに影響が発生するからだ。
SNS等をチェックしていても、「今は家買うのやめよう」とか「新居いつ出来るんだ」のような投稿がちらほら。
DIY好きの方やホームセンター好きの方は木材価格の変動にとても敏感のようで、僕なんかより断然詳しい。
少なくとも『僕の現場』には木材価格の話なんて飛んでこない。
これが普通なのか遅れていることなのかはわからないけど。
「いつまで高値が続くのかわからない」
田中淳夫さんの記事で『いつまで高値が続くのかわからない』という一文が出てくる。
「値が上がり始めた!」と思ったからお金をつぎ込んだのに、つぎ込んだ瞬間に価格暴落みたいなシチュエーションがあるってことですかね。
個人的には、普段からの備えがないからいざという時に力を発揮できないのでは?と感じました。
状況が好転したからそれいけー!!ではなく、地道に一歩一歩、未来のために動いていれば、もう少し余裕が生まれるはず。
そう、色んな記事を読んでみて思うのは、『余裕がない』ということ。
人員なんて簡単に増えないし、資金調達も簡単にはいかない。
現場の作業だって、「木材の価格が急騰してるからいっぱい切って」って言われたって切れない。
行政の仕組みが簡単に変わらないことだって下手したら子供でも知ってるかもしれない。
『川上・川中・川下』すべてを一社完結できるような大企業であっても『即行動』はきっと難しいはず。
抜本から見直した方が良いとわかっているのに『特に大きな問題が発生していないからこのままでいいじゃん』的な発想があるのではないかと邪推している。
#これはほんまに邪推です #仕組みを変えようと努力している方は心から応援しています #僕も仲間に入りたいです
放置された山
僕がまだまだ勉強不足かつ気になっている事柄としては、
・山主さんの管理
・持ち主不明の山の処理
について。もちろん他にもたくさん学ぶことはある。
『山主』になることでどんなメリットがあるのかがいまいち理解が出来ていない。
土地を所有する事で発生するお金、その山で木を育てるためにかかるお金、その他もろもろ…。
山を維持するためにかかる費用と木材の売却等で入ってくる金額がどうしても釣り合わないと思っている。
正直、実情は知らない。もちろん会社ではそういう教育なんてないし、僕が個人的に調べて勉強するほか情報の入手方法がないのだ。#それも問題やと思う
林業初心者の僕からすると『山主』にはデメリットしか見えてこないのだ。
ただし、ここでのデメリットは『お金』についてだけの話。
『代々大事に育ててきた山』とか『自分の山から見える景色が最高』とかお金だけじゃない気持ちや想いの部分も大いにあると思います。
では次に『持ち主不明の山の管理』について。
『放置された山』とか『持ち主不明で手出しが出来ない』等々、よく見かけるワードです。
『持つ主不明』については相続がうまくいっていないケースがほとんどだと思います。
『山 売却』とかで検索すると色んな業者さんの情報が出てきます。
その手続きの方法がややこしいのと、売却したいのに赤字になるケースもあるとか。
正直、「こりゃ放置したくもなるよなぁ」と感じた。
もちろんそれではいけないのだが、林業界の末端、新米、ペーペー平社員に出来る事と言えば、こうやってブツブツつぶやくことしか出来ないのが悲しいところ。
林業に携わっている間は、もちろん林業に本気だし、仕事には本気なのだが、僕の一番の役目は『家族を守ること』なので、そこをおろそかにしてまでは深入りしないように気をつけている。
「俺がこの国を変えてやるぜー!!」的なところまでの熱はないのだ。
だからといって、何もしない訳ではなく、こうして日々知識を蓄え、協力できる範囲で誰かの力になりたいとは思う。
『子供たちの未来』にきれいな緑や自然が残っていてほしいと心から願っているからだ。
『放置されないための仕組み作り』があるのかないのか、あったとしたらその進捗状況はどうなのか。
まだまだ勉強する余地があります。
今回はここまで!
最後まで読んでいただきありがとうございました!!
ほなまた!!
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