林業の平均年収について考えてみた!
どーも、新米林業屋のとておです!
このブログでは、新米林業屋の僕が『林業初心者目線』で林業についての発信をしています!
今回は『林業の年収』について!
「林業 年収」で検索してみるとたくさん情報が出てきます。
『平均年収.JP』というサイトがわかりやすかったのでリンクを貼っておきます。
林業における平均年収は「356万円」、2021年度の全体の平均年収が「445万円」ということです。
この結果だけをみれば、「やっぱり林業儲からんなぁ〜」ってなりますよね。
また、林業の平均年収についても「そんなにもらってないわぁ〜」って林業屋さんの方が多いのではないでしょうか?#データとかはないけど
で、僕が今回「平均年収」について考えてみたいのは、【平均年収を出すときに、平均労働時間も合わせて考えないとダメじゃない?】ということ。
林業で平均年収を超えるのは簡単で、日給1万円で365日働けば「365万円」で、上記の「平均年収.JP』の計算では「ボーナス4ヶ月分込み」とあるので、「365万+ボーナス4ヶ月分」になります。#暴力的な計算方法
「いやいや、365日労働ってそんなんありえへんわぁ〜!」って思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、実際にそんな働き方(#ほぼ365日労働みたいな)をしている人が僕の近くにいるのです。
もちろんその方の年収を知っているわけではありませんが、結構稼いでいるという噂です。#下世話な噂
でも、実際「週5勤務で年収400万円」の人と、「週6勤務で年収400万円」の人がいるという環境があってそれらの「平均」なので、やはり平均は平均、参考にはなるかもしれないけど、いろんな環境があると思っておいたほうが良さそうです。
「休みいらない勢」は技術も信頼も得やすい
休みなく働く方は単純に人より働いているから稼ぎやすい、というのもありますが、実際に現場に出て作業する数が圧倒的に多くなるので、技術の上達スピードは早くなると思います。
技術はどんどん磨かれていくし、どんどん作業が進んで行くので、会社としても重宝したくなると思います。
働き方改革やワークライフバランスなどの影響で、会社と社員の関係も変わりつつあります。
僕のように「土日祝日は絶対働きたくないっす!!」「ワークライフバランス大事にしたいっす!!」「残業とかありえないっす!!」とか言ってるヤツより、「どんどんいっぱい仕事ください。祝日とかいらないっす。」とバリバリお仕事をやってくれる人の方が会社としては助かる、というのが人を雇う側の本音ではないでしょうか?
重宝したい人材が会社から離れていかないようにするための表現として一番わかりやすいのがお給料だと思います。
ですので、年収を上げたいのであれば休みなく働きまくる、というのが一番の近道のような気がしています。#林業に限らずどんなお仕事でも
僕自身、「子どもたちとの時間を大切にする」というのが今は優先順位が高いのでワークライフバランスを強く意識していますが、子どもたちが大きくなり、それぞれの時間を過ごせるようになった頃には僕もバリバリ働くマンになっているかもしれません。
体力はどんどん衰えていく
「休みなく働くことが年収アップの近道だ!」というのはわかりましたが、これを実行するには相当な体力が必要になると思います。
30代40代であればまだギリギリやっていけるかもしれませんが、50代60代になっても同じような働き方が出来るかといえばそうではないですよね。
そして、会社側からすれば「休み返上でバリバリ働いて“成果をあげる”人」は重宝しますが、「休みの日も出勤してるけど“成果を出さない”人」というのは無駄な人件費になってしまうと思います。#自戒を込めたら強い言葉になっちゃいました #特定の誰かに向けた言葉ではありません
体力のある頃はがむしゃらに働くことで一定以上の成果を出せても、体力が衰えてきた頃に同じような働き方をしていてはどんどん通用しなくなっていくのではないか、と想像しています。
自分の体力と相談しながら「このままの働き方で大丈夫か?」と自問したり、別の道を考えたり、何かしらの対策は必要かと考えています。
バリバリやるならいつもと違うお仕事を
林業はとても危険なお仕事です。
いつ何時大怪我するかわかったもんではありません。
手や足などの怪我をすれば、林業の作業を行うことはもちろん、普段の生活を営むことさえかなり難しくなると思います。
これは脅すつもりで言っています。#自戒を込めて
これくらいの気持ちで備えていないと本当に怪我をするからです。#気をつけましょうね!
僕の周りのバリバリお仕事される方々は休みの日ももちろん作業をしているわけですが、その作業というのは「平日の作業の延長」であることが多いのです。
要するに、ずっと現場に出ている、ということです。
それが悪いと言いたいわけではないのですが、僕は少し違う考え方を持っています。
例えば、平日は現場に出て作業を行い、土曜や祝日は事務作業をする、みたいなことです。
別に事務作業じゃなくてもいいのですが、現場の仕事以外のことも出来るようになっておけば、怪我をしたときや、現場に出れなくなったときなど、現場以外でも会社に貢献出来るようにしておく、というのがひとつの考え方です。
また一方で、副業や複業も視野に入れておくのもひとつの道だと思います。
どうせ休み返上で働くのならいろんなお仕事に触れていたいと思うからです。
ひとつの会社で定年まで働くことが難しいとされる世の中ですから、多方面にアンテナを張っておくのも重要だと感じています。#いつ戦力外通告されてもいいように
ひとつのことに特化することに憧れる一方、そのひとつのことが出来なくなったときのことを考えるとのめり込めなくなってしまうのです。#ビビり
「なにかあったらその時考える」というのもひとつの考え方ですし、「なにかあったときのために備えておく」というのもひとつの考え方。
僕としては「なにかあったらどうしよう」と考えて動けなくなるのが一番避けたいパターン。
なにかしらの意思決定、行動はしていたいと思います。
そして、事故なく怪我なく無事に過ごしていけるのがなによりですよね。
まとめ
林業の平均年収について書いてみたつもりですが、全然違う話になってしまった気がしています…。#いかがだったでしょうか?
とにかく、「いっぱい稼ぎたいならいっぱい働け!」ってことです。#雑!!
「ワークライフバランスとか言ってる人は稼げない」と耳にすることもしばしば。
「まぁ、その通りだよなー」とは思いますが、バリバリやるかどうかは自分次第。
平均という言葉に流されず、自分にはどのくらいのお金が必要なのか、はたまたお金じゃなくて時間が欲しいのか、自分の中で大切なものは何なのかを考えて行動しましょう!
それでは今回はこのへんで!
本日もご安全に!ほなまた!!
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