『プレーヤーとしては優秀なのに、誰かを率いて行動するのは苦手』な人たち
どーも、新米林業屋のとておです!
今回は【プレイヤーとマネージャー】について
僕は常々、『仕事は見て学べ派』の人たちが苦手だと思っています。
『「仕事は見て学べ」すら言わない人たち』はもっと苦手です。
仕事を円滑に進めるため、効率よく成果を上げるため、自分の所属する会社に貢献するために、基本的には、自分が提供出来るものは惜しまずに提供した方が良いと考えています。#色々な状況、環境はありますが
自分の知っている情報、知識、技術を会社やチームに共有することで、作業効率が上がり、成果が上がり、結果的に自分たちの給与や待遇に還元されると思うからです。
会社側やチームメンバーが、搾取しかしないブラックな環境の場合は、そもそも早くその場から撤退することが大前提ですが。#信頼関係が大事
そして、『仕事は見て学ぶことも大事』だと思っています。
実際に、見て覚えることはたくさんあるし、誰かの動きを真似る、誰かの考えを真似ることが、僕自身得意な方だと思っています。
大事なのは、「見て学ぶことがすべてではないでしょ?」ということです。
僕が出会ったことのある「見て覚えろ!」って威圧的な態度を取る方の共通点は、『口頭での説明が苦手』というところです。
『口頭でも説明出来て、行動でも学ばせてくれる。』教える側に必要なのは、この2点の両立ではないかと考えています。
僕の肌感覚ですが、林業界は「行動でしか説明できない方が比較的多いのではないか?」と推察しています。
『プレーヤーとしては優秀なのに、誰かを率いて行動するのは苦手』といった印象の方が、ウチの社内には多いと感じています。#もったいない
みなさんの会社にも同じような方がいらっしゃるのではないでしょうか?
スケジュール管理能力
僕が所属している班では、「その日の作業スケジュールが不明」というのが困りごとのひとつです。
現場到着後、班長が一人でごそごそと動き出すのですが、「今日はなにをするんですか?」といちいち尋ねなければなりません。#それ自体は別にいいんやけど
希望としては、「朝一みんなでミーティングしたい」のですが、それは今後改善してもらうように働きかけようと考えています。
班長が自ら当日のスケジュールを説明してくれる日もあれば、「なにをするんですか?」の問いにあやふやな回答が返ってくることがあったりと、日によってマチマチです。#これが厄介
そして、最近あった出来事で、うんざりすることがありました。
車から作業場所までに距離があるという状況で、朝の10時を過ぎたところで作業場所まで移動するというタイミングでのこと。
案の定、作業場所での作業内容を知らされていない僕や同僚は、作業がどれくらいの時間がかかるのかわかりませんでした。なので、
向こう側での作業に時間がかかるならお昼ご飯は持っていっておいた方がいいですか?
と、尋ねたところ、
お前は昼飯のことしか頭にないんか!
と、言われてしまいました。
・その時点での時間は10時過ぎ
・作業現場まで距離がある
・お昼ごはんを食べに戻る時間も体力ももったいない(車と作業場所の往復に歩いて30分くらいかかる)
・作業現場に行くのは僕だけじゃなく、同僚や、年配の大ベテラン作業員さんたちもいる
・質問をした時点で作業内容が不明
などの状況を考慮して質問をしたのですが、返ってきた言葉が上記の内容。
そして結果的に、作業がスムーズに進まず、お昼ごはんを食べたのは14時半。(朝7時から休みなしで作業)
こういったずさんなスケジュール管理は、労働者のモチベーション低下、上司への信用度低下に繋がるのだと、身をもって感じました。#いい勉強になるわぁ
・作業内容が不透明なことへの不信感、不安が溜まりやすくなる
・おなかが空いていてもお構いなしで続く作業で集中力低下、不満の増加
・休憩いつかな?終業時間はいつかな?と不満や苛立ちが溜まりやすくなる
こういったネガティブな感情を抱きながらでは良い仕事は出来ないと思うので、作業環境の改善は、後続のためにも早めに取り組もうと思う一件でした。
その日の機嫌で振り回さないで
「今日は〇〇さん機嫌良さそう?」「いや、なんとなく機嫌悪そうですよ」
みたいな会話を同僚とすることがあります。
おそらくどこの会社でも同じようなことがあると思います。
もちろん、「機嫌が良い悪い」って事自体は人間なんであっても仕方がないことです。
でも、それをなるべく周りに悟られないようにしたり、ましてや周りの誰かに八つ当たりするなんてことがないように、気持ちをコントロールすることもある程度大事だと思います。
僕の場合、「かっこいいか、かっこわるいか」や「好きか嫌いか」などで物事を判断することがあります。
例えば「とておさんの今日の機嫌はどうかな?」って周りの人間にコソコソ話をされる状況って、僕はカッコ悪いことだと思うのです。
そういったネガティブな会話が発生しないように、普段からのコミュニケーションを大事にしたり、気持ちの良い仕事が出来る環境を作ることが、良いチーム作りには必要なんだと改めて感じました。
その日、嫌なことがあって気分が乗らないときでも、それを素直に話が出来るような人間関係の構築を目指していきたいと思います。
基本的にはポジティブなコミュニケーションが常に交わされていて、どうしても苦しいときなどは話を聞いてあげたり、逆に聞いてもらったりして助け合えるような環境であれば、働き甲斐があると思うのです。
難しそうではありますが、難しいからこそ挑戦することに意味がある、と自分に言い聞かせて、いろいろ取り組んでいきます。
まとめ
プレーヤーとして優れていても、優秀なリーダーになれるかというとそうではない。
人には得意不得意があるので、それは仕方のない事です。
それぞれの能力を把握し、それぞれの能力に応じた環境に配置をするのはお上のお仕事だと思います。
ですが、適材適所がしっかりと管理されておらず、『マネジメントが苦手なリーダー』が率いるチームに配属されてしまうこともあるでしょう。
そんな時、自分の精神や生活に悪い影響が発生するのであれば、速やかに逃げ出せるように普段から逃げ道を模索しておくことが大事だと思います。
また、そういった悪い環境にいても、突破できそうなメンタルを持っていたり、改善策などが思いつくのであれば、自分の人生の経験として、チャレンジしてみるのもいいと思います。
そして、これらを並行して考えることが大事なスキルだと思います。
逃げ道だけを探すのではなく、逃げ道を確保しながらも挑戦する。
挑戦しながらも、次の新しい可能性を模索する。
プレーヤーとしてのスキルアップを目指しながら、リーダーとしてのスキルアップのために勉強してもいい。
いつでも柔軟に、色々な可能性を並行して思考出来るように、常に工夫していきたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございます!
参考になれば幸いです。
それでは、本日もご安全に!ほなまた!!
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