【林業初心者目線】効率も成果も関係ない！『安全第一』がすべて！自分の身は自分で守ろう！

自分の身は自分で守ろう！

先日、ＳＮＳを眺めていると、とある投稿が流れてきました。

その投稿内容の詳細は覚えていないのですが（あらためて探してみましたが見つからなかった…）、その投稿を見て感じたこと、

『自分の身は自分で守る』ということ。

うろ覚えではありますが、その投稿の内容はこんな感じでした。

というような内容だったと思います。

この投稿を読んだ時に「とても危険だなぁ」と感じました。

正しい知識を教えていない（教える事が出来ない）上司や先輩なんてのは危険ですし、ありえません。

知識や経験がない人は『何が正しいのかわからない状態』なので、言われた通りにやってしまったり、間違った知識・技術を覚えてしまったり、そしてそれを後輩たちに伝えていってしまうということがとても危険です。

林業は命に関わる事故などが特に多い業種です。

『安全第一』

とにもかくにも安全第一。何かあってからではどうにもなりません。

林業に転職したての方は特に『安全第一』を意識してほしいと感じたので今回の記事を書いています。

そして僕自身への自戒も込めて、再度と言わず何度でも『安全第一』を意識しましょう。

安全かどうかはわからないが、ずっとこのやり方でやってきた

僕のような人間も含めた「新人」は教えてもらうのが仕事のひとつです。

上司や先輩たちから仕事に必要な知識や技術を教えてもらって成長していきます。

ですが、この時に教えてもらう情報をすべて鵜呑みにするかどうかは少し考えた方が良いと思います。

上記のように『安全かどうかはわからないが、ずっとこのやり方でやってきた』みたいな情報を教え込まれる可能性もあるからです。

ここで大事なのは『安全第一』や『自分の身は自分で守る』ということです。

上司や先輩が怖くて言いなりになってしまっていたり、間違ってると思っていても言えなかったり、そういう環境は想像できます。

でも、事故があってからではどうしようもないのです。

教えてもらったことが安全じゃないと感じればやってはいけないし、断って良いと思います。

上司・先輩に対して直接伝えるのが難しいなら、第三者に相談したり、何らかの方法を使って自分の身を守りましょう。

個人的な感想ですが、『安全かどうかはわからないが、ずっとこのやり方でやってきた』は『林業あるある』なのかもしれません。#あるあるになっちゃダメ

自分が教えてもらった事や習慣になっていることを変えていくのは難しいことだと思います。

特に長年同じやり方で続けてきたベテランの方ほど習慣を変えるのは困難だと思います。

『誤った習慣』を身につけたベテランさんは、自分のやってきた方法が間違った知識であったとしても正解だと感じている可能性があるので注意が必要です。

情報をアップデートしていくのには労力がかかります。

新しい知識を取り入れるには勉強しないといけないからです。

情報のアップデートをサボって『誤った習慣』で仕事を続けている人もいるかもしれない。

と、頭の片隅でもいいので入れておくだけで少しでも自分の身を守れるかもしれません。

危険だと感じたらとにかく逃げる。それは仕事でも人でも。

とにかく安全第一。

命懸けで見つけた安全対策

チェーンソー用防護服やヘルメットなど、法令で『着用義務』とされているものがあります。

着用するもの以外でも、作業手順であったり、機械や重機の操作等でも義務付けられていることがたくさんあります。

それはもちろん安全のためです。

こんなことは当たり前であってほしいのですが、『誤った習慣』を持った人には通用しません。

これまでにたくさん事故があったから義務化されているわけです。

『法令』になっているのにもわけがあります。#口で言っても聞かないでしょ！

たくさんの事故やたくさんの犠牲があって、安全対策や法令が出来ています。

先人たちが文字通り『命懸け』で見つけた安全対策ということです。

多少面倒でも、手間がかかっても、『安全第一』なんです。

正直、「教科書通りやってたら仕事終わりません！」って思うこともあります。

ですが、それは人の命を守るためです。

怪我したくなければ、死にたくなければ、安全第一でやるしか方法はありません。

少しの効率アップのために事故を起こすなんてことはあってはいけないのです。

ここは自戒を込めて、自分の為に、強めに書いておきます。

効率も成果も関係ない。『安全第一』それがすべてです。それくらいの気持ちでいましょう。

まとめ

効率も成果も関係ない！『安全第一』がすべて！自分の身は自分で守ろう！

今回のブログのタイトルがそのまま結論です。

自分の身を守ることを最優先に『安全第一』という土台の上で、効率化や成果を考えるようにしましょう。

『誤った習慣』を持った人から技術や知識を教えてもらうこともあるかもしれない。と頭に入れておくだけで、少しは予防策になると思います。

上司や先輩に直接言えない場合は『第三者』に伝えましょう。命を守る行動が一番大事です。

「こうやって言われたけど本当に大丈夫かなぁ？」

「あの人に教えてもらったことは本当に安全かなぁ？」

と疑問に感じた時に考えるのは『安全第一』かどうかです。

怪我なく事故なく本日もご安全に！！