【林業初心者目線】続・笹刈刃の目立て

刈払い

続・笹刈刃の目立て

とてお
とてお

どーも、新米林業屋のとておです!

今回は、いや今回も【笹刈刃の目立て】について!

前回の記事では、「笹刈刃の目立て(刃をやすりで研ぐこと)に苦戦している」と書きました。

今回はそこからまた色々と改善策を練ってみて、実際に効果が出たので書き記しておこうと思います。

前回の記事はこちら↓↓↓

ヒントはYouTubeから!

204.笹刈刃の目立て

YouTubeで『笹刈刃 目立て』で検索すると、たくさん動画が出てきます。#結構いっぱいある

今までも色々な動画を観てきたのですが、今回参考にさせていただいたのが上記の動画です。

この動画内で説明されている方が、説明の途中で「動画じゃ説明しにくい…」とおっしゃられています。

実はこの動画を以前にも観たことがあったのですが、その時は正直「何言ってるかようわからんなぁ…」って思っていました。#初心者には難易度が高かった

ですが、実際に目立てを色々研究するようになってから観なおしてみると、「あー!わかる!この方の言いたいことがわかる!」となんだか興奮しました。#ほんまにわかってんのか?

参考にさせていただいたのは『研ぎ位置』。

動画内では、『表側の刃(メーカー名とかが印字されてる面)を研ぐ時は、時計で言うところの【2時3時】の位置』、『裏側の刃は、10時くらいの位置』と説明されています。

また、『研ぐ位置は人それぞれで、ぐらつかせずに研げる位置』とも説明されています。

これを参考に色々試してみた結果、僕の場合、『表面は3時、裏面は9時』の位置で落ち着きました。

左手で研いでみた

チェーンソーの刃でも刈払い機の刃でも、目立てをする際に『得手不得手』というのがあります。

僕は右利きなので右手で研ぎます。

笹刈刃の場合、『表面』は研ぎやすいのですが、『裏面』は研ぎにくく感じます。

利き手であったり、それぞれの感覚の問題ではありますが、『研ぎやすい面・方向』というのがあると思います。

先ほども書いた通り、僕の場合、笹刈刃の研ぐ位置が『表面を3時、裏面を9時』で落ち着いたわけですが、表面の3時の位置を右手で研ぐのはとても研ぎやすいです。

しかし、裏面の9時の位置はどうでしょう。

右手で9時の位置で研ごうとすると、どうしても無理な姿勢になってしまう。

そこで、「あ、左手で研げばいいじゃん!」と新米林業屋は気付きます。#気付いてしまいました

『目立て』について調べた時に、「左手で研ぐ」ことについては見聞きしたことがありませんでした。

なので、なんとなく「目立ては右手だけでするもの!」という固定観念がありました。

逆に、「左手で研いではいけません」というのも見かけたことがないので、やっちゃいけないことでもないのだと思います。#たぶん、きっと

で、実際に『表面を右手で3時の位置、裏面を左手で9時の位置』で研いでみた結果、今までボロボロだった刃のカタチも整うようになり、何より切れ味が格段に良くなりました!#自分でもちょっとびっくりした

今までならちょっとした雑木も、「ギャー!!キュイーン!!」って大きな音を立てて、白い煙をあげながら、やっとのことで切っていたのですが、目立てを変えてからは「バターナイフでバターを切るような感覚」…とまではいきませんが、とても滑らかに切れるようになりました。#目指しているのはバターを切る感覚

試行錯誤の結果がバシッとハマる、気持ちの良い瞬間です。

左手で研ぐのにはやはり慣れが必要です。

利き手でないというだけで研ぎにくいですし、利き手と同じ力配分で研ぐことに注力しないといけません。

『目立て』には色々な方法があり、今回のも「あくまでとておはこうやってます」っていうだけですので、参考にするかどうかは自己判断でお願いします。#保険!!

あーでもない、こーでもない、と色々考えながらやってみて上手くいったときは本当に気持ちが良いものです。

今後も色々試行錯誤しながら頑張ろう!

今回はこのへんで!

最後まで読んでいただきありがとうございました!

本日もご安全に!ほなまた!!

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コメント

  1. ノッチ より:

    はじめまして、いろいろと感心させていただきました。

    “研ぐ位置は人それぞれで、ぐらつかせずに研げる位置”
    なるほど、言葉で的確に表現するとこうなりますね、抽象的ですが。

    私もはじめて笹刈刃を研ぐ際は、どのポジションがいいのかなって考えながら試した記憶があります。
    でも自然と安定して研げる場所に決まっていきました。

    はたと気づかされたのですが、右利きの方って右手で研ぐのですね。
    私は両利きなので、都度勝手が良い方を特に考えずに選んじゃっていました。

    刈刃研ぎをあらためてやってみると、左手にヤスリを持って、表面が2時、裏面が10時で落ち着いています。

    右手でやったら、確かに非常にやりにくいと思いました。

    そこまで考えたことないので、ある意味目からうろこです。

    • toteo1202 より:

      コメントありがとうございます!!
      『目立てのポジション決め』は本当に難しいですよねー。
      『両利き』とかうらやましすぎます!!色々便利そうです。
      目立て以外にも「今までこうやってたけど、他のやり方もあるかも!」という考え方は大切かなと感じています。
      これからもお互いご安全に!!頑張りましょう!!

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