クリスマスソングが好きだ。
夏場でもクリスマスソングを口ずさむことがある。
「シャンシャンシャンシャン」という鈴の音がだいたいどの曲にも入っていて、「これはクリスマスソングですよ」というのがすぐに分かる。
音楽アプリを開いて、「クリスマスソング特集」のプレイリストを再生する。
有名な曲から初めて聴く曲、洋楽・邦楽、年代問わず、様々なクリスマスソングが流れてくる。
色々な曲を聴いている中で、クリスマスなどのイベントや、雰囲気を楽しむ曲というのは洋楽の方が向いているなぁと感じた。
それは、「言葉が分からない」からだ。
英語の意味が理解出来ないから、なんとなくの雰囲気を楽しめるのだ。
邦楽が流れてくると、歌詞の意味が頭に入ってきてしまい、雰囲気というより、歌詞の世界観に引っ張られてしまうのだ。
意味が理解出来ない言語であれば、「ラブストーリー」でも「神様への祈り」でも「日常」でも、なんでもクリスマスっぽく聴こえる。
邦楽のクリスマスソングは基本「ラブストーリー」しかないように思う。
二人が結ばれるまでの過程をクリスマスと合わせるストーリー。
去年のクリスマスは二人で笑っていたけど今年のクリスマスは…的なストーリー。
片思いの相手から連絡が来ない系のストーリー。
だいたいこんな感じが多いように思う。
「クリスマスソング特集」のプレイリストを組んだ人の趣味のせいかな?ってくらいにラブストーリー三昧だった。
リビングで、家族みんなで聴く曲が「別れ話」ってのもちょっと避けたい。
そういった雑念が入り込んでしまうので、クリスマスの雰囲気を味わいたいってときには洋楽などの言語の意味が分からないクリスマスソングがいい。
また、個人的に面白いと感じたのは、曲の始まり方で洋楽か邦楽かがすぐに判断出来たということ。
これは良い悪いの話ではないのだが、洋楽が流れたあとに邦楽が流れてくると、「邦楽っぽいなー」という印象を強く受ける。
素人の僕でもわかるくらいにハッキリと「邦楽っぽい」のだ。
クリスマスソングに限らず言えば、「K-POP」もイントロでわかる。
「K-POPっぽいなー」という印象が強い。
今回の「クリスマスソング特集」のように、洋楽・邦楽問わず、年代も問わずのごちゃ混ぜプレイリストを聴くと色んな発見がある。
自分の好みも理解出来る。
知らなかったアーティストのことを知ることが出来る。
そうこうしていると、「アレクサ、洋楽のクリスマスソングを再生して。」と妻がスマートスピーカーに話しかける。
妻の趣味も知ることが出来る。
そして、夫婦の価値観が合っていることも知ることが出来た。
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