【子ども達を自然の中で遊ばせてあげたい!…けど、危険もいっぱい!】新米林業屋とてお

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【子ども達を自然の中で遊ばせてあげたい!…けど、危険もいっぱい!】

どうも、新米林業屋とておです。

新米林業屋の僕が、 林業についての情報や、仕事や子育て、人生について考えていることや感じていることなどをお話ししています。

ウチの長男くんが、夏休みなんでね、山に虫捕りに行きたいと。

「夏休みにしたいこと」っていうメモ書きの何個かあるうちの一つに、「山に虫を取りに行きたい」って書いていたんですね。

それ自体は自分の興味関心をしっかりと考えているんだなっていうので、すごくいいことだとは思うんですけどね。

普段から山に入ったりとか、自然に触れる機会が多い林業屋の僕としては、少し悩ましいというか。

「カブトムシとかクワガタムシ、取りに行きたい。」その気持ちはすごくわかる。

だけど、カブトムシとかクワガタムシとか、そういう虫が活発にいるっていうことは、他の虫もいるんだよ。あと、ヘビとかもいるんだよっていうね。#最近もマムシと戦ったし

自分が欲しいとか捕まえたい虫たちだけじゃなくて、他の危ない虫とかもいるんだよっていうのをね、僕自身が感じたりとか、感じたことそのまま息子に伝えたりするんですけど。

毎日毎日、マダニのニュースを見るというか、やっぱり山に虫を捕まえに行くっていうことはそういう危険もあったり、ムカデだったりハチだったり、やたら毒とかウイルスとか持ってるやつ多いんですよね。そりゃそうですよねっていうね。

だから、連れて行ってあげたいのは山々だけど、それよりも危険があるんだよ。結構怖いんだよっていうのがね、僕の中で強くて。

毎日ハチとかムカデとかマダニとか、そういうのと日頃戦っているから。マジで毎日戦っているんじゃないかなっていうぐらい毒虫たちと戦っているわけですよ。#今日もハチの巣駆除したぜ

だからあんまり軽々と「山に連れて行ってあげる」って言ってあげられないというかね。

よく「マダニの対策」として「長袖長ズボンで行動してください」とあるんですけど、暑いじゃないですか。だから熱中症も心配しないといけない。

そういうところもケアしながら、虫を取りながら、危ない虫にも注意しながらっていうね。ちょっと親側の負担が大きいなっていうのが今悩んでいることなんですよね。#心配し過ぎかぁ

この夏どうしようかと、連れて行ってあげたい気持ちはある。

子どもが興味を持っていることを応援してあげたい気持ちもある。

こういう時にすごく悩むんですよね。ここまで心配しすぎるのも良くないんだろうなっていう。

子どもたちの可能性を奪っているんじゃないだろうかって悩んだりもするし、でもやっぱり何かあったら嫌だしなっていうね。

蜂に刺されたとかムカデにやられたとか、そういうことがあって痛い痛いって言ってる子どもの顔なんて見たくないじゃないですか。

過保護といえば過保護なんかもしれないけど、子どもの心配しない親はいないよっていうね。

っていう自分もいながら、すごい葛藤してますね。

あとね、そういう虫を捕りに行けるような山って、どういうところになるんだろうっていうね。

基本的にはね、誰かの土地じゃないですか、山ってね。

それこそ林業をやるまで「山なんてどこでも入っていいんじゃないの?」みたいな感じでしたけど、やっぱりそれぞれにね、所有者がいて。

例えば公園とかがあるような山とかだったら、あと林道がね、歩けるような林道が設置されているようなところだったら、作業道じゃなくて、作業するための道じゃなくて散策用とかに作られた道をね、行くとかであれば山の中歩いてもいいのかなと思うんですけど、結構そういうところって険しいようなイメージがあるんですよ。

何箇所か歩いたり見たりしている中で、あんまり「子供向け」というかゆったりとした山道というかそういうところって近くにないなっていうのと。

虫を捕まえに行くのに比較的アクセスがしやすくて、実際に虫もいて、何かあったときに助けがすぐに呼べるような場所で…とかってそういうのを考えていると、難しいなって、結構難しいなって思うんですよね。

虫捕りのツアーというか、そういうものがないんだろうかって最近も探してみたんですけど。

いわゆる昆虫博士とか昆虫を販売しているようなショップさんが企画しているような、どこどこの山にみんなで行ってとか、そこでみんなで虫捕まえましょうみたいなツアーみたいなとかね、そういうのないのかなって探してみたんですけど、近所にはなくて。

でもその原因としてはやっぱり子どもが少ないんだろうなっていうね、そういうのを企画しても、そもそも子どもが少ないから集まらないよねっていうのは、運営する側の気持ちになれば、そこで詰まってしまうのかなっていうね。商売として成り立たないというか。

一定数いると思うんですけど、1回参加すればリピートするようなものでもないかなとも思うし。

子どもがたくさんいるようなところとか都会とか、普段から自然が少なくて、たまにご自然の多いところに遊びに行って、そこでいろんなアウトドアな経験ができるとか。

そういう風な場所であれば、まだ可能性はあるのかなと思うんですけど、地方であったり田舎であったりすると、普段から別に自然に触れ合おうと思ったら触れ合えるし、自分たちでやろうと思えばできる。

でも僕みたいに、いろんな心配事とかが気になって行けない。だからそういうツアーを組んでくれるといいなとは思うんだけど、そもそも子どもがいないよね。

だから企画する側も、商売にならないとね。なかなかボランティアでできるようなことでもないしなと思いながら。

自分の山を持っているとか、虫を取りに行こうとしている山の持ち主さん、山主さんと直接交渉したりできるとか、山主さんと知り合いだとかね、そういうのがないとやっぱり山に入れない。

勝手に入って、勝手に虫を取っていったらね。不法侵入であったりとか、少し前にもお話ししましたが、人の土地から何かを持っていくっていうことをしちゃうと、普通に窃盗というか盗みになっちゃうので。

虫自体は移動するものなので、取っても窃盗扱いにはならないみたいなんですけど。

例えば「カブトムシを捕まえたから、その辺の朽木を持って帰ろう」とか、その辺に転がっている木を持って帰ったら窃盗になっちゃうので、人の土地なんでね。そういうのも気をつけないといけない。

ちゃんとした流れを組んだ状態で虫取りもしたいし、だからツアー組んでくれるような人がいればこっちも安心して参加できるし、自分たちで行くにしてもなるべくリスクの少ないところで子どもたちを遊ばせてあげたいなと思うわけですよ。

心配すぎなのかもしれないですけどね。連日ニュースとかでマダニとかハチとか言われちゃうと心配にもなるよねと。

安心して遊べるような環境でなるべく遊ばせてあげたいなと思う親心でございます。

今回はこの辺で。それでは本日もご安全に。ほなまた!

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