【「アイツには期待していない」と言われないようにする方法】
どうも、新米林業屋とておです。
新米林業屋の僕が林業についての情報や、仕事や子育て、人生について考えていることや感じていることなどをお話ししています。
人や物事に過度な期待を抱くのは良くないと思うんですよ。希望を持つのは良いけど、期待をすると裏切られた時のダメージが大きかったりとか、そもそも誰かに期待したりとか、何か物事に期待することって他責思考になりがちだと思うんですよね。
自分の頑張りは置いておいて、人とか物事に期待しすぎてしまう。そうなると裏切られた時のダメージはデカいし、自分も頑張っていないので、どんどん良くない方向に行ってしまうのかなと僕は思っているので、大前提として人や物事に過度に期待をしないというのが正解だと思っています。
ただ、その中でも、「あの人には何も期待していない」って陰とかで言われてしまうようなことっていうのは避けていきたいなって思ってるんですよね。
自分から誰かに、物事に期待することはなるべく少なくしようとは思うけど、期待はされたいというか、何にも期待していないと思われることは嫌だなと思うんですよね。
「僕に期待してください!」って力強く言える人はかっこいいなと思うんだけど、「期待してください」っていうことはその人たちの期待値を上げてしまうことになるので、なるべく期待値を上げないようにしていくことが大事なのかなと思っています。
というのも、とある現場の作業をしていたんですよね。その現場にヘルプに来てくれるって言っていたベテランさんがいて、僕は「一人ヘルプに来てくれるんだー」と思って、そのつもりでいろいろ段取り組んだりとか準備したりするじゃないですか。
でも、「すみません。他の現場が回らなくなったのでヘルプにはいけません」みたいな感じで、現場に結局ヘルプに来なかったと。
これは大前提として「ヘルプに来てくれる」って言ったことに期待をしないようにしていれば、「なんだよ!来ないのかよ!」みたいな感情は生まれなかったと思うんです。
そしたらね、僕と一緒にいた別のベテランの方がね、「ああ、大丈夫、大丈夫。あいつには何も期待していないから。」って言ったんですよね。
ヘルプに来てくれるって言った人が結局来れなくなりましたと。すると、一緒に現場をやっていたベテランさんは、「ああ、大丈夫、大丈夫。あいつには何も期待していないから。」って言ってたんですよね。これは言われたくないなって思ったんですよね。
そのベテランさんがそれを言ったときに、「ああ、こういうことを言われる人にはなりたくないな」って思ったんですよ。
他人や物事に期待するのは裏切られたときにショックが大きいから期待しないっていうのが正解だっていうのが大前提として自分の中にはあるんだけど、全く期待されない、「あいつには期待していない」って言われることは、これはちょっとまた別の話だなって思うんですよね。
僕の中でこれは避けたいなって思うんですよ。だからこれを避けるためにはどうしたらいいんだろうっていうのを考えるんですけど、まず一つ、「期待値を上げない」っていうことだと思うんですよね。
「ヘルプに行くよ」って言うときに、今現在他の現場がどうなっているのか、もしくは自分が担当している現場がどうなっているのか、本当にヘルプに行けるのかどうか。
そもそも自分がやっている現場が厳しそうだなと思ったら、「ヘルプに行けそうです」って言わなきゃいいじゃないですか。ここで期待値を上げないでおけば裏切られる人がいないわけでしょ。「ヘルプに行けますよ」って言っちゃうと、こっちはその段取りするよね、と。
そうじゃなくて、「すいません、こっちの現場もちょっと厳しそうなんで、まずヘルプには行けないと思います。万が一行けたらラッキーぐらいだと思っておいてください!」って言って期待値を下げたりとか。
もしくは、できないことはできないってはっきり言ってしまう。そうすることで相手への期待値を下げていく。
で、万が一行けたらラッキー!ということで、「おー!頑張ってきてくれたんや!」ってポジティブな方に気持ちが動くじゃないですか。
「ヘルプに行きます」って言って「やっぱり行けませんでした」ってなったら、マイナスな方に、負の感情しか抱かないですよね。
そうじゃなくて、「行けないかもしれないです、すいません、ごめんなさい!」、「ちょっと今日は無理そうです」って言っといて、「なんだかんだでちょっと頑張ったら早く現場終わったんでヘルプに来ました!!」って言ったら、「おー!ありがとう!!」ってなるじゃないですか。
なので、まずは期待値をそんなに上げないようにする。もしくは下げていくような態度をとる、行動をとるっていう風にすればいいんじゃないかなと僕は思っているんですよね。
で、「小さなウソ」をつかないようにする。これは、できないことはできないってはっきり言うっていうこととほぼ同じ意味なんですけど。
「行けるかもしれないです」とか、「行けます」、「やります」とか、いや、ほんまにできんの?っていう、そこはちゃんと自分で確認したほうがいいなって思うんですよね。
こういう小さな嘘の積み重ね。本人としては嘘じゃないと思ってるんですよね。
ただ、「やります!」って言ってやらなかったら、言われた側は嘘をつかれたと思うじゃないですか。
だから、「期待値を上げない」のと「嘘をつかない」っていうのを徹底的に意識してやっておかないと、陰で、「ああ、あいつには何も期待しないから大丈夫」って言われてしまうんだろうなと旗から見ていて感じたわけです。
僕も「ヘルプに行きます」、「すいません行けませんでした」っていうやり取りをしているのを何度も見ているので、その同じ人でね。
僕と一緒にいたベテランさんの、「あいつには何も期待していない」っていう言葉は、共感もできてしまう。ああ、こう思ってしまうよね。そりゃ何回も何回も同じことがあれば。
大前提として「人や物事に期待をしない」っていう上で、相手にあまり期待させすぎるのも良くない。だけど、「あいつには何も期待していない」って言われることを避けれるようにもなっていきたいなと思うので、まず相手の期待値をあまり上げすぎない。何だったら下げておいて、後でその下げた期待を回収した方がプラスに働くこともあるんじゃないかと。
その上で、できないことはできない。小さな嘘に繋がらないように行動する。これがね、僕の中で今大事なことなのかなと考えております。
今回はこの辺で。最後まで読んでいただいてありがとうございました。
本日もご安全に。ほなまた!
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