新しい現場の詳細を事細かく聞いていたら担当者に「めんどくさい」と怒られました…
どーも、新米林業屋のとておです!
今回は【現場担当者に怒られた話】です!
先日、新しい現場で作業がありました。
作業内容などを現場の担当者から説明を受けていた時の事です。
担当者から現場の作業内容をざっくりと説明していただいたあと、僕の方から「作業範囲は…」、「こういったケースの場合はどうすれば…」、「この場合はどこまで…」など、担当者の説明ではわからなかったところを色々質問をしていました。
すると、「そういうのいいから」と急に口調が変わりました。#え?なに?こわ
僕は全くわけがわからないまま、「そういうのってなんですか?」と聞き返した。#ビックリしてちょっと引いた
担当者から「いや、今まで同じような作業やってたんやから大体わかるやん」、「ここで話しててもしょうがないやん。現場の中に入ってわからんことあったら別の作業員に聞いて。」みたいなことを言われ、ふつふつと「とておブチ切れゲージ」が溜まっていった。
僕からは「作業前に質問することはダメなんですか?」、「作業前ミーティングはキチンとやりませんか?」と、告げました。
すると、「もう、めんどくさいわ!」とキレられました。#とておブチ切れモードスイッチオン
とてお「今めんどくさいって言いました?それ仕事放棄じゃないですか?僕は確実な仕事をしたいから必要な質問をしているだけなのにめんどくさいってどういうことですか?」と朝からフルテンション!!
担当者「いや、だから説明してるやん。それに現場の中の事は作業はじめてからじゃないとわからんこともあるやん。一から十まで全部説明せなあかんの?1日かかるで。」
とてお「作業中じゃないとわからないことはもちろんあると思いますけど、だからといって『作業前に質問してはいけない』とはならないでしょう?作業前に確認出来ることは確認して、作業中にわからないことはその都度聞くということはダメな事なんですか?」
担当者「だから説明してるやん。で、他に聞きたいことはなに?」と、最終的にはぐらかされるような形でミーティング終了。
僕は僕で「うわぁ、この人めっちゃめんどくさいやん」と思ったのと、さっさと仕事したかったので、聞きたいこと聞いて作業の準備をはじめました。
準備をしていると、担当者から「とておくんの質問はキレがすごいというか、朝から剛速球投げてくるからこっちもビックリしてしまった。もっとゆっくり軽いキャッチボールからやろうよ。」と謎の発言をされ、またもやスイッチオン。
とてお「いやいや、こっちは真面目に作業したいし、失敗なく、確実な仕事したいから質問しただけですやん。」
担当者「まぁまぁそう熱くならんと…」#いや、アンタが熱くさせとるんや
とまぁ朝からテンション高めで作業をこなしました。
僕が感じている問題点「雑な説明・雑な確認」
僕が常日頃から感じている問題が今回のやりとりの中にあると思っていて、その問題というのは「大体わかるよね?」という『雑な説明・雑な確認』です。
僕も、「毎回1から10まで全部説明しろ!」という暴論を言うつもりはありませんが、そのつもりで説明してもいいのではないか?と感じています。
作業員ひとりひとりの経験値や読解力、考え方などは違いますので、細かい部分のすり合わせを行っていないと、どこかでズレが生じる可能性があります。
施主さんの思い、現場の状況、担当者の思惑、作業員の認識などなど、様々な要素が絡み合っているので、小さい現場、大きい現場関係なく、自分が「不安だな」と直感的に感じたことはどんどん質問して、話し合って、その不安をつぶしていくことが、良い仕事に繋がると感じています。
僕と担当者のやり取りの中で担当者が「山の為を思ってやればそれでいいねん。」みたいなことを発言していました。
僕としては「山の為を思ってるから質問してるんやん!」という気持ちがありました。#言わんかったけど
気持ちのズレや、思いのズレ、そうした感覚のちょっとしたズレから事故や失敗は発生すると思っています。
また、担当者から「細かいところはセンスでやって。もし施主さんからクレーム入ったらセンスがないってことで。」みたいなことも言われました。#そういうこと言ってる時点でセンスないと思ってまうわ
これも、先に不安のタネを回収しておくことで、「センスだけに頼らない確実なお仕事」に一歩近づける部分だと思っています。
ですので、僕は『雑な説明・雑な確認』をしてくる担当者とは、注意深く、適度な距離感を持って、深く関わらないように気をつけています。
担当者からの謝罪
僕が担当者と口論になった日の夕方、別現場にて一緒に作業することになりました。
その際、担当者から「朝はいらんこと言って悪かった。一日ずっと反省してた。」と言われました。
僕も「こちらこそすみませんでした」とは言ったものの、その担当者の方への信頼度というのは完全になくなってしまっています。
大人げないと言われてしまうかもしれませんが、『事細かく質問をすると、「めんどくさい」とキレられた』という事実は変えようがありません。
「この人はそういう性格なんだ」という僕の中での気持ちは、そうそう変えられるものではありません。
一度ある事はまた起こるかもしれないので、先ほども書いた通り、適度な距離を保って、お仕事に差し支えの無いような関係性を維持していくしかないのかなと思います。
また、僕が今回この担当者に事細かく質問をしたのには他にも理由があります。
これまで一緒に仕事をしてきた中で、説明不足な点が多く、二度手間になるようなケースが少なくなかった、という前段階があったからです。
ですから、遅かれ早かれ今回のような口論というのは発生していたのかな、と感じています。
僕自身、自戒として、「人間関係は普段からの積み重ね」ということを改めて深く考えるキッカケとなりました。
素直に謝れることは素晴らしいことですが、そもそも謝ることが出来るだけ少なくなるように気をつけていきたいと思います。
今回はこのへんで!
それでは本日もご安全に!ほなまた!!
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