【安全に草刈りをするには「二人一組」がいい】

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どうも、とておです。仕事や子育て、人生について、感じたことや学んだことなどをお話ししています。

「草刈り機の刃が84歳男性の首に直撃」というニュースが最近ありました。

草刈り機の刃が84歳男性の首に直撃し死亡 知人男性が草刈り作業中 大分(OBS大分放送) - Yahoo!ニュース
大分市の空き地で23日朝、29歳の男性が作業で使っていた草刈り機の刃が近くにいた男性(84)の首に直撃し、まもなく死亡しました。 23日午前9時ごろ、大分市下戸次の空き地で29歳の男性が作業で使っ

3日前ぐらいですかね。 草刈り作業していた29歳の方が使っていた草刈り機の刃が、近くにいた84歳の男性の首に当たったと。84歳の方は残念ながら亡くなりになられたそうなんですが、どうしてこういうことが起こってしまうのか。

これって結構あり得ることなのでやっぱり注意したいなと思うし、注意喚起の意味を込めてお話したいなと思うんですけど。

ヤフーニュースを見ていたんですが、その中では今現時点では「事故の原因を調べています。」で、 ニュースが終わっているので結局どういう原因があったのか、詳細がわからないんですね。

29歳の方は84歳の男性の方に気づかなかったということでお話をしているそうなんですが。

「家族や知人の計5人で草刈り作業をしていた。」とあるのですが、その中で84歳の方が29歳の方に近づいてしまったと。でもその近づいたことに29歳の方は気づかなかった。

「みんなで草刈り作業をしていた」ということなので、この一緒に作業をしていた計5人の方は草刈り作業についての知識がある”はず”なんですよね。

草刈り機を使うときは周囲何メートル以内には入らないでくださいねとか。そういったものは説明書とか草刈り機本体の説明書にも書いてあるし、草刈り機の刃ですよね、そっちの方の説明書にも必ず書かれていると思います。

草を刈る。ちょっとした木を切るわけなので、高速で金属の刃がぐるぐる回っているわけですよ。それを使っているわけなので、危険かそうでないかであれば必ず危険なはずなんですよね。

これを理解していたのかどうなのかというところがちょっと怪しいのかなと思うんですよね。近づいちゃいけないのに近づいてしまっているから事故が起きている。

29歳の方が近寄っていったのか、84歳の方が近づいていったのかというのはわからないんですけど、この5人の方はお互いの距離が近い状態で作業をしていたんじゃないかなというのがなんとなく想像しています。

ヤフーニュースのコメントとかでも、「説明書を読んだらわかることだ」って書かれていたりもするんですけど、 近づいちゃいけないとかね、どういったところに危険があるのかとか、小石とかも飛んだりもするんで、そういった注意もしないといけないとか、「そういうのは説明書に書かれているはずなのにね」、みたいなのはコメントで見かけました。

では、草刈り機を使ったことがない人、そういった説明書とか読んだことがない人が不意に近づいてくることをどうやって回避するのか。その人たちは「草刈り機に近づいちゃいけません」っていうことを、当たり前というか常識の範囲で「危ないから近づいちゃいけないよね」って理解はしてるけど、じゃあ本当にそれを実践してくれる人ってどれくらいいるんだろうっていう。

「草刈り機使ってるからちょっと離れよう」とか、車を運転していても草刈り機を使っている人が道端にいると、 少しかわすようにして運転をしたりとか、自分はそうやって車が傷つかないようにとか気をつけたりするんですけど、それって情報があるからじゃないですか。

「危ないよ」とか「こういった危険があるよ」っていうのを知ってるから避けられる。でもそれを知らない人の場合は、不意に近寄ったりとかするんじゃないかなって思うんですよね。

実際に自分が草刈りをしていてあったのが、後ろから「おはようございます!」って挨拶をしに来た男の子がいたんです。

僕が草刈りをしていたところが道路に近いところだったので、一歩二歩草刈りを進めては周りを確認して、車とか人がいないことを確認して、また一歩二歩進めて、また周りを確認して…みたいな作業の仕方をしていたんですが、確認して草刈りをして、また周りを確認してっていうその繰り返しの中で、その確認と確認の間の隙にタタタタって走って寄ってきて、かなり近くでおはようございますって声をかけられた。

僕はびっくりして、今ついさっきまで、ほんの1、2秒前までそこに人はいなかったのに!って。そうやって急に現れることがあるんですよ。割と近くに寄ってきて、挨拶をしに来たと。

子どもが挨拶をしてくれるっていうことはすごくいいことなんだけど、そういう危ないことっていうのが起きたりするんですよね、何も知らない方の場合は。

こういった事故を起こさないためには、完全に起こさないようにするには、作業をする人とその作業をしている人を見守る人の二人一組とかでやらないと、完全には回避できないんだろうなって思いました。

複数人で作業をしていたとしても、それぞれが自分の作業に集中していて、周りの作業をしている人の注意を常にしていない状態が続くと、意味がないんですよね、何人でやっていたとしても。

なので、作業をする人とその作業をしている人を常に見守る人っていうのを用意しないと、おそらく同じような事故っていうのはまた起こるんだろうなって思いました。

他にはね、作業範囲に入らないようにロープをするとかっていうのがあるんですけど、まだね、仕事とかだったらそこまでできると思うんですけど、自分たちで自分たちの家の庭の草刈りをする時とか、そんな時にいちいちロープを張ったりしないですよね。

「近づかないでください」とか、そういった看板なんかを用意してもいいのかなと思うんですけど、自分の家の庭とかでそれやりますか?っていう話じゃないですか。やらないですよね。

おそらくこのニュースの計5人っていうのも「家族や知人の計5人」っていうことなので、仕事じゃないと思うんですよ。仕事じゃなくて身内だけで草刈り作業をしているっていうことなので、やらないですよね、そういったバリケードやったりとか看板立てたりとか。

今回は作業している人同士で事故が起きたけど、例えば通行人とか車とかそういったものに当たったりした可能性だってある。

草刈り機って本当に危ない、危ないんだけどすごく身近なもの。特に地方で暮らしていると、毎日のようにというか草刈りは日課のようなもんなんで、必ず使うだろうし。

地域の草刈りっていうのもあるし、自治会とかの草刈りですね。以前にもお話ししたことがあるんですけど、やっぱり危ないんですよ。一人一人が近い。何人かで作業をするけど、一人一人がどうしても近くで作業をしてしまうから、見ていてすごく危ないんですよ。

それが嫌だから、何か事故が起こったりするのが嫌だから、僕は率先して先に作業をしています。一人で済ませてしまう。自治会の草刈り。なるべくね、できるときは。できないときはしょうがないけど。

作業者が密集して草刈りをしちゃうんで、だったらもう僕一人でやりますって言って、やったりするんですよね。勝手にですけど。

でもそれも、僕一人でやってしまってるんで、それはそれで良くないなぁとは思っています。何かあったときにね。周りにはもちろん注意はしていますが、やっぱり集中していたりとか、 草刈り機の音で周りがよく分からなかったりとかすることもあるので、やっぱり一人で作業するっていうことを避けないといけない。

でも、複数人で作業しているからといってお互いに注意をし合っていないと意味がない。作業している人に常に注意ができる方、目配りができる方、気配りができる方っていうのが一緒にいないと、本当の意味での安全性っていうのはないんだろうなって、このニュースを見て感じました。

すごく残念な事故。亡くなられた方もそうだし、事故を起こした方も、やっぱりずっとそれを引きずっていかないといけないので、悲しい事故だなぁと思うんですけど。

こういったことをね、これからも増やしていかないように、どんどんなくしていかないといけないと思うので、こうやってお話をしているんですけど。

僕の現時点での結論としては、作業している人とその作業をしている人をずっと常に注視できる人、 この二人一組で作業をしなければ、事故っていうのは避けられないんじゃないかなと思いましたというお話でした。皆さんも草刈り機を使うときは本当に注意してください。

最後まで読んでいただいてありがとうございました。本日もご安全に。ほなまた。

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