【「2024年問題」の気になるところ】新米林業屋とてお

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【「2024年問題」の気になるところ】

どうも新米林業屋とておです。

新米林業屋の僕が林業についての情報や仕事や子育て、人生について考えていることや感じていることなどをお話ししています。

「2024年問題」運送業の方とか建設業の方に大きく影響する2024年問題。最近よく見かけるようになった。「2024年の3月末」が期限ということなので目をする機会が増えてきているっていうのがあるんですけど。

この2024年問題っていうのは詳しくはいろんな記事とか出ているのでそちらを見ていただければと思うんですが。

自分もそういう記事を読んでいて疑問に思うところ、自分の中では解決しないけど疑問に思うところっていうのがいっぱいあってそういうことをちょっと自分の中でいろいろ考えるきっかけとして見ているわけなんですが。

2024年問題っていうのは残業規制、労働時間の規制が今までよりぐっと厳しくなるよっていうことで、今までは法外な残業時間とか労働時間でなんとかクリアしていた作業とかも規制が厳しくなって、「もうこれ以上残業させたら罰金取ります」みたいな、それぐらい厳しくなるよーっていうので、じゃあ今までキツキツでやっていたものもできなくなる、じゃあもういろんなことが間に合わなくなっちゃうけどどうすんの?っていうようなことですね。

これについてまあいろいろ思うところとしてよく出てくるのが、建設業とかだったら「工期が間に合わない」っていうのがまあ絶対出てくるんですよね。

ここで気になるのはそもそもなんで間に合わないのか?そもそものスケジュールの設定がおかしいのか?自然的なものなのか?例えば雨が多いとか台風が来たとか。作業できないですもんね。そういったものなのか。

技術の問題なのか?単純に作業する方たちの技術が足りなくて間に合わないのか。そのすべてが組み合わさっているのか?

いろんな原因があると思うんですが、なんで工期が間に合わないのかっていうのがちょっと気になるところですよね。

それだけの残業時間とか莫大な労働時間をかけても間に合わない。そもそものスケジュールの設定がおかしいような気がするんですけどね。それと人員不足。働き手がいないから一人一人が長い時間働かないと間に合わないよねっていうのもあると思うんですよね。

まあ今言ったようなことが本当に原因なのかどうかっていうのはちょっとわからないんですけど、間に合わない理由って絶対にあると思うんで、それが今一体何なんだろうなぁと。

ただ今言ったように一つの要因だけじゃなくて、いろんな要因が重なって間に合わない、ということがあるんだろうなぁというのをちょっと想像しています。一つ一つ潰していくしかないかなぁと思うんですが。

運送業の場合は長距離移動で、長距離トラックとか高速道路で例えば事故で渋滞するとかってなっちゃうと、自分でコントロールできる範疇にないというか。予定通りいけば予定通りの時間で済むはずなんだけど、でもそういう予期せぬ事態っていうのが運送業の場合は多いんじゃないかなと思うので、ここはちょっとしょうがないのかなぁと。

自分が原因じゃないもので時間がかかってしまうというのはちょっと不憫だなぁって思うところがあるんですけど。

次に「書類が多くて残業」、これ建設業の方ですよね。「建設する際の検査とかの書類が多い」っていうのは記事の中とかでよく見かけるんですけど、それだけたくさんの書類があるということは、それだけしっかり検査してますということなので、ここがあんまりおろそかにされてしまうと、その建造物の信頼性というのが失われてしまうのかなとは思うので、ここはなかなか減らせないんじゃないかなとも思うんですけどね。

いろんなところで写真を撮ったり、検査結果などをまとめたりするんでしょうけど、分厚いファイルが何冊にもなるみたいな話が聞いたことありますが、ただ本当にその書類って必要ですか?っていうものが中にはあるんじゃないかなと思うのです。

例えば2度手間3度手間だったりとか、この書類だけで全部確認したことになりませんか?っていうようなこととかあったりするんじゃないかなって邪推してるんですけど。

ただ何かしらの事故とかあったときに「ちゃんとこういう書類作ってました」とかっていうのは保険になるのかなとも思うので、ここもなかなか減らせないんだろうなというような印象ですね。

次に移動時間。運送業も建設業も移動時間っていうのはあると思うんですけど、運送業の場合は移動がお仕事だったりすると思うので少し話がずれるかもなんですが、建設業とかの場合は、現場までの移動時間っていうのが労働時間に当たるのかどうかっていうところが問題ということですね。

これは以前自分が調べたことがあって、「直行直帰の場合は移動時間は労働時間にならない」そうなんですよね。「移動中、自由に動ける」っていうのは「自由時間である」っていう認識だそうです。

「どこかで一度集合してからみんなで移動しましょう」っていう場合は、その集合した時間から労働時間が開始されます。そこからは自分の自由な意志っていうのが、自由な行動っていうのができなくなるので、集団行動になるので、そこからは労働時間になるそうです。

なので例えば、「現場が8時から動きます」っていう場合、例えばその現場から家までの距離が2時間あったとして、直行直帰の方の場合はその片道2時間は労働時間に当たりません。(もちろん場合によりますが)

ですが、その現場に向かうために「どこどこの事務所に7時に集合」って言われたら、その7時から労働時間が開始される、カウントされるっていうことですね。

なので直行直帰って結構メリットデメリットが大きいというか、会社側からしたら直行直帰で行ってもらった方が労働時間の確保しやすいのかなと思います。

ただ、働いている側がね、「そんな遠いところばっかりやめてくれよ」って思う人もいるかもしれないんで、それも労働者がコントロールできないですからね、嫌がられるんじゃないかなと思います。

そもそもなんでそんなに遠いところの現場を取らないといけないのか、仕事を受けないといけないのかっていうところが僕は疑問に感じていると。

現場から近いところの会社さんがメインでやればいいんじゃないかな?って単純に思っちゃうんですけど、そう簡単な話ではないとは思うんですが、考えちゃいますよね。近いところをやればいいじゃんって。

で、仕事を取る側もね、「あそこちょっと遠いからやめとこうか」っていう選択もできると思うんで、それを「移動時間が問題だ」ってどうしてなっちゃうのか、なんでそんなに遠いところを取らないといけないのか、そこら辺がちょっと疑問だなっていう風に僕は感じるんですよね。

それほど仕事がないのか、もしくは働き手がいないからそれだけ遠いところに声をかけないと人が集まらないのか、そこもいろんな原因があると思うんですけどね。

2024年の3月末には今の規制がちょっと緩やかになっている部分がそこで終わっちゃうと。なので2024年の4月からはもう、「猶予期間が過ぎたので厳しくいきますよ」ってことなので、本当にもうすぐそれが始まっちゃうんでね。

この数ヶ月でいろんな制度など会社側が見直せるのかって言ったら多分そうじゃないと思うのですが、ただ何か解決策を出さないと仕事が回らないので、何とかしないといけないけどどうしようもない、みたいな苦しい問題だと思うのでね。

頑張るしかないと言えばそうなっちゃうんですけど、なんとかみんながWin-Winでいけるような策があればいいなと。賢い人が考えてほしいなって思うわけなんですが、2024年問題、関係のある人もない人もいろいろ気にして様子を見ていきましょう。

最後まで読んでいただいてありがとうございました。本日もご安全に。ほなまた。

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